葛西 敬之 (カサイ タカユキ)   

学術研究院(人文科学系)

人文学部 人文学科 

准教授 

学位

  • 修士(文学), 東京大学大学院
  • 博士(文学), 東京大学大学院

研究分野

  • 人文・社会, ヨーロッパ文学 , ドイツ文学

メールアドレス

    kasait★shinshu-u.ac.jp

論文

  • ローベルト・ヴァルザーの表現主義との距離──その捉え難さの一要因について
    葛西敬之
    信州大学人文科学論集, 11(1), 47-58, 2023年09月リポジトリ
  • ドッペルゲンガーの恋―ローベルト・ヴァルザー『盗賊』と長編小説を書くということ
    葛西敬之
    信州大学人文科学論集, 9(2), 139-149, 2022年03月, 査読有りリポジトリ
  • 境界の散歩者 ―ローベルト・ヴァルザーの詩学について
    葛西敬之
    博士論文(東京大学大学院), 2020年03月05日, 査読有り
  • ローベルト・ヴァルザーにおける詩という形式について
    葛西敬之
    ドイツ語文化圏研究, (16), 1-24, 2020年02月29日, 査読有り
  • Unter dem Strich, gegen den Strich. Robert Walsers Feuilleton und Benjamins Erinnerung
    Takayuki KASAI
    ドイツ文学, 16(1), 95-111, 2017年, 査読有り
  • 日記の私―ローベルト・ヴァルザーの「日記」について
    葛西敬之
    誌・言語, (82), 125-146, 2016年
  • Ich und/als ein heißer Brei―ローベルト・ヴァルザーの「私」について
    葛西敬之
    詩・言語, (81), 139-157, 2015年
  • 物語と想起―ギュンター・グラスの詩学について
    葛西敬之
    武蔵野美術大学研究紀要, (45), 37-48, 2014年
  • Walser tanzt mit Kleist―ローベルト・ヴァルザーのクライスト受容
    葛西敬之
    詩・言語, (80), 91-111, 2014年
  • ローベルト・ヴァルザーの散文の表層性について
    葛西敬之
    詩・言語, (78), 55-71, 2013年

MISC

  • 軽やかで幸福な言葉が誕生する過程
    葛西敬之
    図書新聞, (3450), 2020年06月06日

書籍等出版物

  • モルブス・アウストリアクス: オーストリア文学をめぐる16章(第十五章:ローベルト・ヴァルザー『散歩』とトーマス・ベルンハルト『行く』──二つの歩行する散文の分岐点)
    葛西敬之, 共著
    法政大学出版局, 381-403 2023年05月10日
    ISBN:4588495216
  • ドイツ文学の道しるべ : ニーベルンゲンから多和田葉子まで(担当範囲:「ゴットフリート・ケラー」「ローベルト・ヴァルザー」「ギュンター・グラス」)
    葛西敬之, 共著
    ミネルヴァ書房, 2021年04月01日
  • Zäsuren – Welt/Literatur. Hrsg. von Japanischen Gesellschaft für Germanistik. (担当範囲:Märchenwelt in der Moderne. Probleme der Wirklichkeit und Fiktion in Robert Walsers frühen Dramoletten. 173~188頁)
    Takayuki KASAI
    iudicium, 2019年12月01日

講演・口頭発表等

  • Grenze schreiben. Robert Walsers feuilletonistisches Schreiben in der Kriegszeit.
    Takayuki KASAI
    Kolloquium I : An der Grenze schreiben: Feuilleton und Moderne. Kolloquium I : An der Grenze schreiben: Feuilleton und Moderne. At Shinshu University, 2023年08月28日
  • ローベルト・ヴァルザーにおけるリアリズムの問題について
    葛西敬之
    日本独文学会北陸支部2022年度研究発表会(於福井県教育センター), 2022年11月19日
  • R. ヴァルザー『散歩』とTh. ベルンハルト『行く』-二つの歩行する散文の接点と分岐点
    葛西敬之
    戦後オーストリア文学研究会第4回コロキウム(オンライン開催), 2022年03月26日
  • ローベルト・ヴァルザーの表現主義との距離
    葛西敬之
    スイス文学研究会, 2021年12月19日
  • ローベルト・ヴァルザーの詩「ゲオルク・トラークルに寄す」再考
    葛西敬之
    2019年12月14日, スイス文学会研究発表会(於東洋大学)
  • ローベルト・ヴァルザーにおける詩という形式について
    葛西敬之
    2018年11月23日
  • ドッペルゲンガーの恋―ローベルト・ヴァルザー『盗賊』と長編小説を書くということ
    葛西敬之
    第8回日本独文学会関東支部研究発表会, 2017年11月
  • Paradox of Fidelity in Love Stories. On the Structure of Robert Walser’s Novel The Robber
    Takayuki KASAI
    Graduate Student Symposium. Demands of Fidelity: Tasks of Translation, Mediation and Perception. At University of Minnesota, 2017年04月
  • Märchenwelt in der Moderne. Probleme der Wirklichkeit und Fiktion in Robert Walsers frühen Dramoletten.
    Takayuki KASAI
    第59回ドイツ文化ゼミナール, 2017年03月

所属学協会

  • 日本独文学会
  • 日本独文学会関東支部
  • 国際ローベルト・ヴァルザー協会

共同研究・競争的資金等の研究課題

  • ローベルト・ヴァルザーにおける「現実」と「虚構」の位置価
    科学研究費補助金, 若手研究
    2021年 - 2023年