三谷 尚澄 (ミタニ ナオズミ)
学術研究院(人文科学系)
人文学部 人文学科
教授
研究者情報
メールアドレス
- nmitani★shinshu-u.ac.jp
経歴
- 2022年
信州大学人文学部教授 - 2021年
関西学院大学大学院文学研究科非常勤講師(集中講義) - 2014年
大阪大学大学院文学研究科非常勤講師(集中講義) - 2009年
信州大学人文学部准教授 - 2007年
日本学術振興会特別研究員PD(関西学院大学) - 2006年
立命館大学文学部非常勤講師 - 2006年
京都女子大学現代社会学部非常勤講師 - 2005年
関西学院大学文学部他非常勤講師 - 2005年
京都大学大学院文学研究科COE研究員 - 2004年
関西学院大学大学院文学研究科非常勤講師 - 2002年
京都市立看護短期大学非常勤講師 - 2002年
日本学術振興会特別研究員PD(京都大学) - 2001年
日本学術振興会特別研究員DC(京都大学)
研究活動情報
論文
- 「いま(さら)倫理学(なんか)に何ができる(というの)か? 『下級哲学』の社会的機能をめぐるいくつかの考察」
三谷尚澄
『倫理学研究』, (第54号), 29-39, 2024年06月30日, 招待有り - 「山はいつでも歩いている――『プラグマティストの形態における表出主義』と道元」
三谷尚澄
比較思想研究, 第49巻, 11-18, 2023年03月 - 「『念慮を透脱する語句』と『メタファー』――『論理空間の外部』に位置する言説をめぐる混交哲学の試み
三谷尚澄
『未来哲学』, (第5号), 231-261, 2023年01月 - Beyond Monism and Pluralism: On Dōgen’s Pan-Self-Ist Turn of Metaphysics
Naozumi Mitani
Tetsugaku: International Journal of the Philosophical Association of Japan, Volume 4, Special Theme: Analytic Asian Philosophy, pp. 119-134, 2020年05月 - Realism and Givenness—Wilfrid Sellars and the Heritage of American Philosophy
Naozumi Mitani
Shinshu Studies in Humanities, No. 7(Vol. 2), pp. 59-70, 2020年03月15日 - The World in Which Everything is the Self: The Philosophy of the Original Image and Pan-Self-Ism
Naozumi Mitani
Jay Garfield (ed.), "Wilfrid Sellars and Buddhist Philosophy: Freedom from Foundations", Routledge, 2019年 - On Sellarsian Realism
Naozumi Mitani
Proceedings of the XXIII World Congress of Philosophy, vol. 37 (Philosophical Traditions in North America), pp. 15-20, 2018年06月 - 「大学改革の中の哲学教育」
三谷尚澄
『IDE 現代の高等教育/若手からみた「大学改革」』, No. 603, 2018年 - 「表出主義的プラグマティストの真理観」
三谷尚澄
『アルケー』, 2016年 - Picturing and Meta-Linguistic Expressivism
Naozumi Mitani
Contemporary and Applied Philosophy: Selected Papers of 2nd CCPEA, 2016年 - 「人類学と形而上学のあいだで:社会プラグマティズムとセラーズ派哲学者たちのカント」
三谷尚澄
『カントと政治哲学の可能性(日本カント研究14)』, 2013年 - 「倫理的直観はいかなる意味で実在をとらえているのか? ――セラーズ的視点から」
三谷尚澄
『倫理学研究』, 第42号, 25-35, 2012年06月30日 - 「経験論の再生と二つの超越論哲学――セラーズとマクダウエルによるカント的直観の受容/変奏をめぐって」
三谷尚澄
『哲学論叢』, 第38号, 45-60, 2011年11月01日 - 「「感覚印象」をめぐるセラーズの理解は変化したのか」
三谷尚澄
『アルケー』, No. 19, 191-203, 2011年06月30日 - 「ジョーンズの神話が残したもの――セラーズにおける心的作用の実在性について」
『人文論究』, 2008年 - 「カント的義務論の射程――「厳格主義」をめぐる古典的論争の再考察」
『人文知の新たな総合に向けて』, 2007年 - 「コミットメントに基づく規範性理解の構造――R. ブランダムによる推論主義のプログラムをめぐって」
『哲学論叢』, 2007年 - 「人間の合理的行為者性をめぐるカントの分析について」
京都大学文学研究科課程博士論文, 2006年 - 「倫理的構成主義とは何か」
『人文知の新たな総合に向けて』, 2006年 - 「「死の恐怖」について――とくに「死への準備教育」との関わりから」
『PROSPECTUS』, 2006年 - 「カントと真正な生」
『哲学研究』, 2005年 - 「自律を通じた価値の構成について――カント的義務の理論を擁護する試み」
『哲学論叢』, 2005年 - 「いつ,だれが,なぜ<死ななければならない>のか?」
『PROSPECTUS』, 2005年 - 「カントと共同体主義――リベラリズムと状況の中にある自由」
『アルケー』, 2002年 - 「人権というアポリア――多元化する現代世界における普遍的規範の成立可能性について」
『PROSPECTUS』, 2002年 - 「寛容と規律化――近代的市民権とマルチカルチュラリズム」
『PROSPECTUS』, 2001年 - 「実用的世間知と定言命法――カント哲学の「多元主義」的側面」
『哲学論叢』, 2000年
MISC
- 「特別座談会 じんぶんゆく年くる年――特別だった「信州のこの一年」を振り返る
『人文学的な学び合いの場を地域に創る 文化芸術教育資源を活用した、まちなか活性化手法の検討 2020年度活動報告書』, 2022年03月 - 「世界市民という思想」
三谷尚澄
伊藤邦武/山内志朗/中島隆博/納富信留(編)『世界哲学史6 近代I 啓蒙と人間感情論』筑摩書房, 2020年06月 - 「Robert B. Brandom, From Empiricism to Expressivism: Brandom reads Sellars」
三谷尚澄
『日本カント研究』, No. 18, 2017年 - 「刑罰」(翻訳)
三谷尚澄
『スクリブナー思想史大事典』, 2016年 - 「自律」(翻訳)
三谷尚澄
『スクリブナー思想史大事典』, 2016年 - 「生命倫理学」(翻訳)
三谷尚澄
『スクリブナー思想史大事典』, 2016年 - 「疎外」(翻訳)
三谷尚澄
『スクリブナー思想史大事典』, 2016年 - 「文化史」(翻訳)
三谷尚澄
『スクリブナー思想史大事典』, 2016年 - 「《生きる意味》を求めて」
三谷尚澄
『生きること、悼むことを考える』, 9-46, 2015年 - 「Patricia Kitcher, Kant's Thinker, Oxford University Press, 2011」(書評)
三谷尚澄
『カントと形而上学(日本カント研究13)』, 2012年 - 「テキストからの展望」=「カント,『純粋理性批判』」,「ストローソン,『個体:記述的形而上学試論』/概念と方法=「主観と客観」
『岩波講座哲学・第二巻/形而上学の現在』, 2008年 - 「論理学の諸原理によって示唆される、観察の新しいクラスについて」(翻訳)
チャールズ・パース
『大航海/特集・中世哲学復興』, 2007年 - 「スコトゥス的実在論者としてのパース」(翻訳解題)
『大航海/特集・中世哲学復興』, 2007年 - 「謎への推量」(翻訳)
チャールズ・パース
『大航海/特集・パース 二十一世紀の思想』, 2006年 - 「C・コースガード『義務とアイデンティティの倫理学』書評討論:「倫理」と「道徳」を架橋する試み」
『倫理学研究』, 2006年 - 『義務とアイデンティティの倫理学――規範性の源泉』(翻訳)
クリスティーン・コースガード
2005年
書籍等出版物
- 『コスモポリタニズム――「違いを越えた交流と対話」の倫理』
クワメ・アンソニー・アッピア著(三谷尚澄訳)
みすず書房, 2022年09月 - 『新・カント読本』(牧野英二編,分担執筆/第21章「カントにおける生と死の倫理学/有限な理性の奇妙な運命」)
三谷尚澄
法政大学出版局, 2018年 - 『哲学しててもいいですか:文系学部不要論へのささやかな反論』
三谷尚澄, 単著
ナカニシヤ出版, 2017年03月30日 - 『若者のための〈死〉の倫理学』
三谷尚澄
ナカニシヤ出版, 2013年 - 『近代からの問いかけ――啓蒙と理性批判』( 分担執筆/第6章「カント的自律を再考する――多元的世界における反省する自己」)
三谷尚澄
晃洋書房, 2004年
講演・口頭発表等
- 「いま(さら)倫理学(なんか)に何ができる(というの)か? 『下級哲学』の社会的機能をめぐるいくつかの考察」
三谷尚澄
関西倫理学会2023年度大会シンポジウム「ELSIと倫理学」提題発表, 2023年10月29日, 招待有り - On the Elusiveness of Dōgen’s Ontology: Processistic Monism with an Ineffabilist Turn
Naozumi Mitani
New York Workshop for the Cosmos of Dōgen, City University of New York, Graduate Center, 2018年10月05日 - Trailblazing with Dogen
Naozumi Mitani
A Workshop on Dogen, Yoshida Izumidono, Kyoto University, 2018年03月07日 - On the Depth Grammar of Being a Person: What happens when Sellarsian philosophers meet Fusion Philosophy?
Naozumi Mitani
Thursday Seminar, 2016年, Australian National University - 「表出主義的プラグマティストの真理観」
三谷尚澄
課題発表「真理論」, 2015年10月25日, 関西哲学会 - What do we do when we are engaged in comparative philosophy?"
Naozumi Mitani
University of Tsukuba, 2015年03月06日, ICR Symposium at University of Tsukuba: Philosophy Across Cultures / Transmission, Translation, and Transformation of Thought - On the Philosophical Grammar of Perception: A Sellarsian Approach
Naozumi Mitani
The 1st International Workshop on Comparative Philosophy of Perception, 2015年 - Some Reflections on the Social Origin of Intentionality: A Sellarsian Perspective
Naozumi Mitani
Indiana University, 2014年09月13日, The Collective Intentionality IX - The Return of the Dad: On Millikan-Brandom debate about the legacy of Wilfrid Sellars
Naozumi Mitani
Kyoto University, 2014年08月29日, The Second Conference on Contemporary Philosophy in East Asia (2nd CCPEA) - 「人はいつ、いかにして理由の空間の住人となるのか」
三谷尚澄
関西大学高槻ミューズキャンパス, 2014年05月10日, 応用哲学会 - On Sellarsian Realism
Naozumi Mitani
University of Athens, Greece, 2013年, XXIII World Congress of Philosophy - 「人類学と形而上学のあいだで:社会プラグマティズムとセラーズ派哲学者たちのカント」
三谷尚澄
共同討議「カントとポスト分析哲学」提題発表, 2012年, 日本カント協会(於関西学院大学) - 「倫理的直観はいかなる意味で実在をとらえているのか?――セラーズ的視点から」
三谷尚澄
シンポジウム「直観と倫理」提題発表, 2011年10月30日, 関西倫理学会(於関西大学) - 「感覚印象をめぐるセラーズの理解は変化したのか」
同志社大学に於いて, 2010年, 関西哲学会 - 「セラーズにおける意図の分析について」
龍谷大学に於いて, 2009年, 関西倫理学会 - 「知覚と直観:感性の受容性をめぐるマクダウエルのセラーズ批判から」
立正大学に於いて, 2009年, 日本カント協会 - 「行為の理由とその規範性の成立構造」
京都大学に於いて, 2002年, 日本カント協会 - 「カントと共同体主義――リベラリズムと状況の中にある自由」
山口大学に於いて, 2001年, 関西哲学会