松本 昇 (マツモト ノボル)
学術研究院(人文科学系)
人文学部 人文学科
准教授
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- noborum★shinshu-u.ac.jp
経歴
研究活動情報
受賞
論文
- 解釈バイアスと解釈の柔軟性および反すうの関連 認知心理学研究
根橋妙恵 & 松本 昇
認知心理学研究, 2024年
責任著者 - マインドワンダリングに関する暗黙理論尺度日本語版の作成とその信頼性・妥当性の検討
服部 陽介・小林 正法・松本 昇・川口 潤
心理学研究, 94(5), 423-433, 2023年 - 制止学習アプローチに対する古典的条件づけ研究からの批判的検討
二瓶正登・松本 昇・佐藤友哉
心理学評論, 66(4), 331-341, 2023年 - Response inhibition deficits are positively associated with trait rumination, but attentional inhibition deficits are not: aggressive behaviors and interpersonal stressors as mediators (Jun, 10.1007/s00426-021-01537-y, 2021)
Hasegawa, Akira; Matsumoto, Noboru; Yamashita, Yuko; Tanaka, Keisuke; Kawaguchi, Jun; Yamamoto, Tetsuya;
PSYCHOLOGICAL RESEARCH-PSYCHOLOGISCHE FORSCHUNG, 86(7), 2301-2303, 2022年10月 - トラウマティックなライフイベントについての出来事中心性尺度日本語版の作成
松本 昇
心理学研究 / 日本心理学会編集委員会 編, 93(1), 32-42, 2022年04月 - 能動的注意制御機能と自伝的記憶の概括化との関連性の検討
平山千洋・管 思清・松本 昇・田口潤一郎・熊野宏昭
早稲田大学臨床心理学研究, 21(1), 3-8, 2021年 - Response inhibition deficits are positively associated with trait rumination, but attentional inhibition deficits are not: Aggressive behaviors and interpersonal stressors as mediators.
Hasegawa, A., Matsumoto, N., Yamashita, Y., Tanaka, K., Kawaguchi, J., & Yamamoto, T.
Psychological Research, 2021年 - Cry of Pain: 自殺の認知臨床心理学
松本 昇
精神医学, 62(12), 1651-1661, 2020年 - Process-Based Therapy―認知行動療法の新たな展開―
菅原大地・増山晃大・福井晴那・能渡綾菜・水野雅之・松本昇
精神医学, 62(11), 1539-1547, 2020年, 査読有り - Do shorter inter-stimulus intervals in the Go/No-Go Task enable better assessment of response inhibition?
Hasegawa, A., Matsumoto, N., Yamashita, Y., Tanaka, K., Kawaguchi, J., & Yamamoto, T.
Scandinavian Journal of Psychology, 2020年 - 認知臨床心理学をいかに精神病理のネットワーク解析と融合させるか―樫原論文へのコメントと拡張―
松本 昇
心理学評論, 63(2), 2020年 - マインドフルネスは反すうの悪化を防止するのか?
松本 昇・望月 聡
感情心理学研究, 25(2), 27-35, 2018年 - 主観的ストレス経験による自伝的記憶の具体性の減少と抑うつ症状との関連の媒介
松本 昇
認知療法研究, 10(2), 211-218, 2017年 - Leuven Adaptation of the Rumination on Sadness Scale(LARSS)日本語版の作成と信頼性・妥当性の検討
松本 昇・望月 聡
パーソナリティ研究, 24(1), 77-87, 2015年 - 抑うつ傾向者にみられる具体的な自伝的記憶の検索困難: 視覚イメージと言語的精緻化の段階別アプローチ
松本 昇・望月 聡
筑波大学心理学研究, 50, 69-76, 2015年 - PTSDの記憶障害―意図的想起と無意図的想起における問題とその介入―
松本 昇
心理学評論, 58(4), 451-484, 2015年 - 抑うつによる自伝的記憶の具体性の減少―アナログ研究のための教示法の検討―
松本 昇・望月 聡
感情心理学研究, 21(1), 11-18, 2013年 - 概括的な自伝的記憶と抑うつ,反すうの関連の検討―日本語版SCEPTとFC-SCEPTを用いて―
松本 昇・越智 啓太・望月 聡
筑波大学心理学研究, 46, 141-146, 2013年 - 抑うつと自伝的記憶の概括化―レビューと今後の展望―
松本 昇・望月 聡
心理学評論, 55(4), 459-483, 2012年
MISC
書籍等出版物
- 児童虐待における司法面接と子ども支援 : ともに歩むネットワーク構築をめざして
田中晶子, 安田裕子, 上宮愛編著
北大路書房, 2021年
ISBN:9784762831737 - シリーズ 公認心理師の向き合う精神障害「心理学から見たうつ病」
松本 昇, 共著, うつ病の認知心理学的理解
朝倉書店, 2020年 - 越智啓太(編著)テロリズムの心理学
松本 昇, テロリズムのPTSD
誠信書房, 2019年 - 高齢者の認知機能・脳機能 越智啓太(編)高齢者の犯罪心理学
松本昇
誠信書房, 2018年 - 越智啓太・桐生正幸(編著)テキスト 司法・犯罪心理学
松本 昇, コラム:PTSD
北大路書房, 2017年 - 心理学ビジュアル百科
松本 昇, 共著
創元社, 2016年 - 記憶心理学と臨床心理学のコラボレーション
松本 昇・越智 啓太, 共著
北大路書房, 2015年
講演・口頭発表等
- Accessibility model of overgeneral autobiographical memory
Matsumoto, N.
Autobiographical Processing and Psychopathology 2024, 2024年 - 記憶と精神病理学:基礎研究から臨床応用へ "基礎心理学と臨床心理学のインターフェイス"
松本 昇
第23回日本認知療法・認知行動療法学会, 2023年 - 共同でのエピソード的未来思考 ―予備的検討―
長井 美友貴・伊藤 友一・松本 昇・川口 潤
日本認知心理学会第21回大会, 2023年 - Meta-memory (prediction) of specific autobiographical recall: An experimental approach using a modified Autobiographical Memory Test
Matsumoto, N.
SARMAC XIV 2023, 2023年 - Cognitive reactivity amplifies the activation and development of negative self-schema
Matsumoto, N., Katahira, K., & Kawaguchi, J.
10th World Congress of Cognitive Behavioral Therapies, 2023年 - 社会的場面に関する評価の操作が自己評価に及ぼす影響
川口直也・松本 昇
日本心理学会第87回大会, 2023年 - マインドワンダリングに関する暗黙理論尺度日本語版の作成
服部陽介・小林正法・松本昇・川口潤
日本心理学会第87回大会, 2023年 - ネットワーク解析による精神病理の解明とその問題点
松本 昇
日本心理学会第87回大会, 2023年 - 記憶心理学と臨床心理学のコラボレーション:記憶の修正による自己と感情の更新
松本 昇
日本心理学会第87回大会, 2023年 - Directly and involuntarily retrieved general categoric memories and depression: Current findings and future directions
Matsumoto, N., Hallford, D. J., & Watson, L. A.
Autobiographical Memory and Psychopathology Conference, 2022年 - The effect of nostalgic music on future thinking
Matsumoto, N., Zenmoto, S., & Ito, Y.
Autobiographical Memory in Ageing and Dementia, 2022年 - 恐怖条件づけにおける学習曲線の記述と分類
二瓶正登・北條大樹・福田実奈・松本 昇・澤 幸祐
日本行動分析学会第40回年次大会, 2022年 - Autobiographical memory specificity and mnemonic discrimination
Noboru Matsumoto, Masanori Kobayashi
Autobiographical Memory and Psychopathology Meeting, 2021年 - 反復的思考と侵入の生起・維持要因と介入 "制御困難な思考や記憶を理解する: 基礎研究から産業・労働分野における諸問題"
松本 昇
日本認知・行動療法学会第47回大会, 2021年 - 記憶と臨床研究のこれから "記憶心理学―心理科学と心理臨床の接点"
松本 昇
日本心理学会第85回大会, 2021年 - 抑制機能の2下位分類と反すうの関連: 反応抑制と注意の抑制の比較
長谷川晃・松本 昇・山下裕子・川口 潤・山本哲也
日本心理学会第85回大会, 2021年 - 能動的注意制御機能と自伝的記憶の概括化との関連性の検討―オンライン調査による研究―
平山千洋・管 思清・松本 昇・田口潤一郎・熊野宏昭
日本認知・行動療法学会第47回大会, 2021年 - Current problems and future directions in OGM research.
Matsumoto, N.
Network meeting on experimental psychopathology, 2020年 - 短縮版多次元衝動的行動尺度日本語版(SUPPS-P-J)の作成と妥当性
喜入 暁・松本 昇・吉田 恵理
日本心理学会第84回大会, 2020年 - Overgeneral autobiographical memory is selectively associated with updating function of executive control.
Matsumoto, N., Nishimura, H., Nishiguchi, Y., Tabuchi, R., Hasegawa, A., Masuyama, A., Oi, H., Fukui, H., Oikawa, M., Tanno, Y., & Mochizuki, S.
Psychonomic Society 61th Annual Virtual Meeting., 2020年 - Overgeneral autobiographical memory and etrieval process.
Matsumoto, N.
CON AMORE, 2019年, 招待有り - 感情の功罪を考える―臨床から―
松本 昇
第27回日本感情心理学会大会企画シンポジウム, 2019年, 招待有り - 双極性障害の認知臨床心理学:過去から未来へ ”双極性障害の認知・行動病理のメカニズムとその治療3―ポジティブ感情の調整過程に焦点を当てて―”
松本 昇
日本認知・行動療法学会第45回大会, 2019年 - 記憶心理学と臨床心理学のコラボレーション(9)メタ記憶および再固定化
松本 昇
日本心理学会第83回大会, 2019年 - 抑うつ者における自伝的記憶の概括化
松本 昇
日本心理学会第83回大会小講演, 2019年 - テロリズムのPTSD テロリズムに対して心理学は何ができるのか(4)
松本 昇
日本心理学会第83回大会, 2019年 - Increasing the direct retrieval of overgeneral categoric memory in depression.
Matsumoto, N., Takahashi, Y., & Kawaguchi, J.
9th World Congress of Behavioural and Cognitive Therapies (WCBCT2019), 2019年 - Differential effects of working memory updating and attentional control on rumination.
Nishimura, H., Hasegawa, A., Nishiguchi, Y., Tabuchi, R., Matsumoto, N., Masuyama, A., & Mochizuki. S.
9th World Congress of Behavioural and Cognitive Therapies (WCBCT2019), 2019年 - Dysfunctional Schema and overgeneral categoric memory: A revisit.
Matsumoto, N., Takahashi, Y., & Kawaguchi, J.
Special Interest Meeting in Autobiographical Memory and Psychopathology 2019, 2019年 - トラウマ記憶のメカニズムと治療 シンポジウム「基礎研究から新たな実践へ:トラウマ記憶とアタッチメント ―児童虐待における司法面接と心身のケアとの連携への示唆―」(話題提供者)
松本昇
2018年, 立命館大学 - 抑うつ者におけるカテゴリー化記憶の直接検索増加
松本 昇・高橋佳史
第167回記憶・認知研究会, 2018年 - メンタルタイムトラベルトレーニングによる先延ばしと抑うつへの介入
松本 昇・吉田恵理
第164回記憶・認知研究会, 2018年 - トラウマ記憶の認知理論と治療 公募シンポジウム「記憶心理学と臨床心理学のコラボレーション(8):PTSDのメカニズムと治療」(企画者・司会者・話題提供者)
松本昇
日本心理学会第82回大会, 2018年 - エピソード記憶と精神的健康 支援隊企画シンポジウム「エピソード記憶の新展開」(企画者・司会者・話題提供者)
松本昇
日本認知心理学会第16回大会, 2018年 - 抑うつ傾向者における自伝的記憶の概括化:問題は生成検索か直接検索か?
松本 昇・高橋佳史
日本心理学会第82回大会, 2018年 - 大うつ病エピソード経験者にみられるネガティブな概括化スキーマ
松本 昇・川口 潤
第15回日本うつ病学会総会, 2018年 - Self-referential and categoric thoughts underlying overgeneral autobiographical memory
Matsumoto, N., & Amemiya, Y.
Autobiographical Memory and the Self conference, 2018年
所属学協会
共同研究・競争的資金等の研究課題
- 再現可能な研究ツールボックスの開発と包括的かつ精密なデータの測定
科学研究費補助金, 日本学術振興会, 基盤研究(B)
2024年 - 2027年 - うつ病に対する自伝的記憶療法のテイラー化:統合モデルの確立を通して
科学研究費補助金, 日本学術振興会, 基盤研究(B)
2024年 - 2027年 - オンラインアセスメントツールを活用した精神疾患の予防と援助
パブリックヘルス科学研究助成金, パブリックヘルスリサーチセンター
2024年 - 2025年 - ネガティブな無意図的想起のメカニズム:主観的判断の心理学的基盤
科学研究費補助金, 基盤研究(B)
2021年 - 2025年 - テーラーメイド復職支援アプリケーションの開発と効果検証
(公財)電気通信普及財団
2021年 - 2022年 - オーフス大学との自伝的記憶に関する共同研究
スカンジナビア・ニッポンササカワ財団
2021年 - 2021年 - 精神疾患の心理メカニズムを特定するオンラインアセスメントツールの開発
(公財)電気通信普及財団
2020年 - 2022年 - 自伝的記憶の概括化をターゲットとした抑うつ治療法の開発
科学研究費補助金, 日本学術振興会, 若手研究
2018年 - 2022年 - 自伝的記憶の概括化のメカニズムの解明:神経基盤からのアプローチ
科学研究費補助金, 日本学術振興会, 特別研究員奨励費
2017年 - 2020年 - 抑うつの脆弱性としての自伝的記憶の概括化-メカニズムの解明と介入法の開発-
科学研究費補助金, 日本学術振興会, 特別研究員奨励費
2014年 - 2017年