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春日重光  カスガ シゲミツ

教員組織学術研究院(農学系)電話番号
教育組織農学部 農学生命科学科 植物資源科学コースFAX番号
職名教授メールアドレス
住所〒399-4598 長野県上伊那郡南箕輪村8304ホームページURL

更新日:2020/07/07

プロフィール

兼担研究科・学部
大学院総合工学系研究科
研究分野
栽培学
育種学
キーワード:栽培 , 育種
現在の研究課題
ソルガム属植物の育種・栽培とその利用に関する研究
キーワード:ソルガム , 栽培 , 育種 , 利用
ライムギの育種・栽培とその利用に関する研究
キーワード:ライムギ , 栽培 , 育種 , 利用
ヤマブドウの育種および栽培に関する研究
キーワード:ヤマブドウ , 栽培 , 育種
所属学会
所属学会
日本育種学会
日本草地学会
日本園芸学会
日本農作業学会

所属学会役職担当
2003- , 日本作物学会北陸支部・北陸育種談話会 , 編集委員
2002- , 日本作物学会北陸支部・北陸育種談話会 , 編集委員
日本草地学会 , 和文誌編集委員
日本草地学会 , 評議員
学歴
出身学校・専攻等(大学院を除く)
1982 , 信州大学農学部園芸農学科

取得学位
博士(農学) , 岐阜大学

免許・資格等
198203 , 中学校教諭一級普通免許 理科
198203 , 高等学校教諭二級普通免許 理科,農業
受賞学術賞
2001 , 日本草地学会賞
研究職歴等
研究職歴
2009- , 信州大学農学部附属アルプス圏フィールド科学教育研究センター・教授
2007- , 信州大学農学部附属アルプス圏フィールド科学教育研究センター・准教授
2002- , 信州大学農学部附属アルプス圏フィールド科学教育研究センター・助教授
1996- , 長野県畜産試験場草地飼料部・研究員
1994- , 農林水産省草地試験場育種部育種素材研究室・主任研究官
1992- , 長野県畜産試験場草地飼料部・研究員
1984- , 長野県畜産試験場草地飼料部・技師
1982- , 長野県中信農業試験場畑作育種部・技師

研究活動業績

研究業績(著書・
発表論文等)
著書
ソルガム類の栽培技術
草地・飼料作物大辞典(農文協) , :219-234 2011
Author:春日重光(農文協編)


第5章 ソルガム
品種改良の世界史 作物編(悠書館) , :112-136 2010
Author:春日重光 (鵜飼保雄・大澤良編)


ソルガム類の有望品種
農文協 , 農業技術体系(畜産編)追録第22号 7(飼料作物) , :343-346 2003
Author:春日重光


論文
信州大学農学部附属アルプス圏フィールド科学教育研究センター構内ステーション農場の2018年気象データ
信州大学農学部AFC報告,(17):65-66 2019(Mar. 22)
Author:鈴木純・小林元・木下渉・春日重光・濱野光市


溶存酸素の多少がセルリーの生育・収量および品質に及ぼす影響
信州大学農学部AFC報告,(17):13-18 2019(Mar. 22)
Author:向井時生・小林樹生・齋藤菜月・佐藤実栞・関千奈美・牧野早希・春日重光


一季成り性イチゴ系統‘SUS-1’における果房あたり適正着果数の検討
信州大学農学部AFC報告,(17):7-12 2019(Mar. 22)
Author:牧野早希・小林樹生・齋藤菜月・佐藤実栞・関千奈美・向井時生・春日重光


ワイン用ヤマブドウ新系統‘貴房’の特性評価
信州大学農学部AFC報告,(17):1-6 2019(Mar. 22)
Author:関千奈美・小林樹生・齋藤菜月・佐藤実栞・牧野早希・向井時生・春日重光


信州大学農学部附属アルプス圏フィールド科学教育研究センター構内ステーション農場の2017年気象データ
信州大学農学部AFC報告,(16):61-63 2018(Mar. 29)
Author:鈴木 純; 小林 元; 木下 渉; 春日 重光; 濱野 光市


長野県伝統野菜「糸萱かぼちゃ」の特性評価と果実形質の均一化
信州大学農学部AFC報告,(16):13-22 2018(Mar. 29)
Author:藤巻 真優; 安達 遥佳; 大久保 壱郎; 岡野 郁也; 山根 草亮; 春日 重光
Abstract:長野県伝統野菜「糸萱かぼちゃ」の特性評価および形質の均一化のための選抜評価を行った.2016年は糸萱かぼちゃ生産者組合より分譲を受けた種子を用い,298個体を栽培し,果実関連形質を中心に特性評価を行った.その結果,著しい形質の分離が認められたため,果形および果色を指標に選抜した.さらに,2017年は前年度選抜した65系統の特性評価を行い,併せて均一性の高い原種子を得るため自殖交配を行った.最終的に₃系統群13系統を選抜した.また,65系統の特性評価の結果から,茎葉および開花関連形質から果色や果形を選抜する方法を検討した.
Keywords:特性評価, かぼちゃ, 伝統野菜


鶏糞肥料を連用施用した有機水稲栽培におけるコシヒカリの生育・収量および品質
信州大学農学部AFC報告,(16):1-11 2018(Mar. 29)
Author:岡野 郁也; 安達 遥佳; 大久保 壱郎; 藤巻 真優; 山根 草亮; 斎藤 治; 春日 重光
Abstract:鶏糞肥料、土壌改良材および植物活力液を連用施用した水田における水稲「コシヒカリ」の生育・収量および品質について、2015年~2017年の₃ヶ年試験を行った。栽培土壌は、₃ヶ年を通じて、すべての試験区で可給態リン酸および交換性カルシウム濃度が適正範囲の上限値付近もしくは上限値より高く、交換性マグネシウムおよび交換性カリウム濃度が適正範囲の下限値付近もしくは下限値より低い値を示した。また、玄米収量については、₅つの試験区における₃ヶ年の平均収量は555.2 g/m2~612.6 g/m2と有機水稲栽培としては比較的多収であったが、その年次変動は87 g/m2~192 g/m2と試験区によって大きく異なった。さらに、土壌改良剤「フローラグリーンミロ」および植物活力液「花まもり菌液」は、「伊勢ペレット」と組み合わせた場合に水稲「コシヒカリ」の有機栽培において一定の効果が認められた。
Keywords:鶏糞肥料, コシヒカリ, 水稲, 有機栽培


Root lodging is a physical stress that changes gene expression from sucrose accumulation to degradation in sorghum.
BMC Plant Biol.,18:2 2018(Jan. 03)
Author:Mizuno H,Kasuga S,Kawahigashi H


The Sorghum Gene for Leaf Color Changes upon Wounding (P) Encodes a Flavanone 4-Reductase in the 3-Deoxyanthocyanidin Biosynthesis Pathway
G3-GENES GENOMES GENETICS,6(5):1439-1447 2017(Jun.)
Author:Kawahigashi, H., S. Kasuga, Y. Sawada, J.I. Yonemaru, T. Ando, H. Kanamori, J. Wu, H. Mizuno, M. Momma, Z. Fujimoto, M.Y. Hirai, and T. Matsumoto


信州大学農学部附属アルプス圏フィールド科学教育研究センター構内ステーション農場の気象観測
信州大学農学部AFC報告,(15):85-86 2017(Mar. 27)
Author:鈴木 純; 小林 元; 木下 渉; 春日 重光; 濱野 光市


信州大学農学部における「土と緑の体験講座」の教育効果 : アンケート調査と行動評価を用いた農業体験講座のもつ特性の調査
信州大学農学部AFC報告,(15):27-37 2017(Mar. 27)
Author:東 孝明; 齋藤 治; 中村 篤; 畠中 洸; 杉山 大地; 野田 健介; 関沼 幹夫; 岡部 繭子; 濱野 光市; 春日 重光
Abstract:平成25~28年度に実施した『土と緑の体験講座』の参加者を対象とし,農業体験講座のもつ特性を参加者アンケートと行動評価法により調査を行った。行動評価のために2種類の評価表を作成し効果測定に用いた。農業体験講座において,家族での参加の場合,母親の参加意識が高いことが体験講座参加への牽引と持続的参加につながると考えられた。体験中と体験修了後の行動評価比較においては,体験中に比べ,体験修了後の方が平均評価点を上回る結果となった。体験講座を通して,子供たちの行動が活発になり,修了後も持続的に影響していることが考えられた。
Keywords:農業体験講座,小学生,アンケート調査,行動評価


高冷地におけるソルガムのすき込み時期の違いが後作のキャベツの生育・収量に及ぼす影響
2017(Mar.)
Author:畠中 洸,岡部繭子,春日重光


Expression of Flavone Synthase II and Flavonoid 3′-Hydroxylase Is Associated with Color Variation in Tan-Colored Injured Leaves of Sorghum
fFront.Plant Sci.,7:1718 2016(Nov. 21)
Author:Hiroshi Mizuno,Takayuki Yazawa,Shigemitsu Kasuga,Yuji Sawada,Hiroyuki Kanamori,Yuko Ogo,Masami Yokota Hirai,Takashi Matsumoto and Hiroyuki Kawahigashi


実践的な演習はアクティブラーニングを可能にする : 高冷地農家実践演習の報告
信州大学農学部AFC報告,(14):93-96 2016(Mar. 30)
Author:関沼 幹夫; 春日 重光; 岡部 繭子; 畠中 洸; 濱野 光市
Abstract:野辺山ステーションでは,共同利用拠点化の一環として,「高冷地農家実践演習」という実践的な演習を開講している。本学の農家実践演習では,参加者は野辺 山ステーションに宿泊するため,受け入れ農家の負担を減らせることから演習先が確保しやすく,従来の演習よりも実践的な教育が出来た。また,現場での体験 と教員によるサポートを組み合わせることにより学生のアクティブラーニングにつながる効果的な教育プログラムである。今後も大学共同利用拠点として,多く の学生に実際の農業の現場と大学の教育を結びつける場となることが期待される。
Keywords:アクティブラーニング, 演習, 高冷地, 実践, 農家


「そばの科学~栽培からそば打ちまで~」の開催報告
信州大学農学部AFC報告,(14):89-91 2016(Mar. 30)
Author:関沼 幹夫; 春日 重光; 岡部 繭子; 畠中 洸; 濱野 光市
Abstract:野辺山ステーションは,ソバを対象とした研究やそば打ち実習などの教育を行ってきた。また,2014年度に食堂・厨房設備の改修工事を終えてキッチンスタ ジオのような設備となった。その設備を活用したそば打ち集団向けの教育プログラムを行った。野辺山ステーションは,これまで以上に栽培から食品加工までを 一貫して学べる場として,そばの文化・食品において重要な「そば打ち」を取り入れたプログラムが可能となり,今後の活用が期待される。
Keywords:そば打ち, 教育, 栽培


ソルガム類市販品種における草型・茎葉関連形質の評価と乾物生産性
信州大学農学部AFC報告,(14):23-28 2016(Mar. 30)
Author:春日 重光; 小坂 雄一; 北原 茉依; 小山内 光輔; 関根 平; 野宮 桂
Abstract:草型改良による生産性改良のため,ソルガム類の市販品種を用いて,草型・茎葉関連形質および乾物生産性について評価した。出穂期および葉身長,葉身幅,葉 面積,着生角度,中央部および下部稈径,茎数,草丈の草型・茎葉関連形質間の関係および乾物生産性との関係から,中央部および下部稈径は,草丈,着生角度 を除く他の草型・茎葉関連形質との間で中~高い相関関係が,また,乾物生産性との間でも中程度の相関関係が認められ,特に,中央部稈径は収量性を評価する ための簡易な指標になると考えられた。これに対し,草型の指標の1つである着生角度は,他の草型・茎葉関連形質および乾物生産性との間でも相関関係は認め られなかった。さらに,写真を利用したソルガムの草型解析の結果から,縦幅,縦幅の差,縦横比および空間面積の和など項目で,ソルゴー型が他のタイプとは 大きく異なり,葉身は大きく,立葉であることが認められ,草型は立葉の方が乾物生産性に優れることが推察された。
Keywords:草型, 茎葉関連形質, 収量性, ソルガム


Sorghum Dw1, an agronomically important gene for lodging resistance, encodes a novel protein involved in cell proliferation
SCIENTIFIC REPORTS,6:28366 2016
Author:Yamaguchi, Miki; Fujimoto, Haruka; Hirano, Ko; Araki-Nakamura, Satoko; Ohmae-Shinohara, Kozue; Fujii, Akihiro; Tsunashima, Masako; Song, Xian Jun; Ito, Yusuke; Nagae, Rie; Wu, Jianzhong; Mizuno, Hiroshi; Yonemaru, Jun-ichi; Matsumoto, Takashi; Kitano, Hidemi; Matsuoka, Makoto; Kasuga, Shigemitsu; Sazuka, Takashi


Growth Properties and Biomass Production in the Hybrid C-4 Crop Sorghum bicolor
PLANT AND CELL PHYSIOLOGY,57(5):944-952 2016
Author:Tazoe Y, Sazuka T, Yamaguchi M, Saito C, Ikeuchi M, Kanno K, Kojima S, Hirano K, Kitano H, Kasuga S, Endo T, Fukuda H, Makino A.


The sorghum SWEET gene family: stem sucrose accumulation as revealed through transcriptome profiling.
BIOTECHNOLOGY FOR BIOFUELS,9:127 2016
Author:Mizuno, H., S. Kasuga, and H. Kawahigashi 


Effects of fruit skin and water temperature during soaking before germination on the emergence rates of common buckwheat
信州大学農学部AFC報告,(13):113-118 2015(Mar. 31)
Author:Sekinuma, Mikio; Kato, Futoshi; Sasaki, Futoshi; Takeda, Satomi; Inoue, Naoto; Kasuga, Shigemitsu


極早生ライムギ育種素材の特性評価
信州大学農学部AFC報告,(13):49-52 2015(Mar. 31)
Author:小森 彩加; 山下 美都香; 北原 茉依; 池本 賢; 小坂 雄一; 栗木 彰宏; 武川 美咲; 丸山 爽歩; 柳澤 佳奈; 山下 睦美; 畠中 洸; 関沼 幹夫; 岡部 繭子; 春日 重光;
Abstract:当研究室では,2005年から準高冷地において4月中に出穂し,収穫可能な極早生ライムギの育成を行ってきた。本試験では極早生で多収なライムギを育成するために行った2組みの正逆交雑による選抜後代について特性評価を行った。供試材料は,「SUR-1×春香」および「春香×SUR-1」の2組みの正逆交雑後代より選抜した個体を隔離交配して得た2系統群に属する22系統である。その結果,「春香×SUR-1」の系統群にくらべ「SUR-1×春香」の系統群では草丈が低く,稈径は細く,茎数が多い傾向が認められた。


微生物資材を給与した鶏糞肥料と土壌改良材および微生物資材の施用が水稲「コシヒカリ」の生育・収量および品質に及ぼす影響に関する事例研究
信州大学農学部AFC報告,(13):41-47 2015(Mar. 31)
Author:柳澤 佳奈; 北原 茉依; 池本 賢; 小坂 雄一; 小森 彩加; 武川 美咲; 丸山 爽歩; 山下 睦未; 斎藤 治; 関沼 幹夫; 岡部 繭子; 春日 重光;
Abstract:微生物飼料を給与した鶏の糞を乾燥し,ペレット化した「伊勢ペレット」を連用して栽培した「コシヒカリ」は,試験を行った2ヶ年とも,試験1年目に他の2種類の鶏糞肥料を施用した「コシヒカリ」と比較して多収を示した。また,「伊勢ペレット」に併用して土壌改良材「フローラグリーンミロ」や植物活力液 「花まもり菌液」を施用することは,多収化のための資材として有用であると推察された。


準高冷地において育成したライムギ系統の生産力検定試験
信州大学農学部AFC報告,(13):35-39 2015(Mar. 31)
Author:山下 美都香; 北原 茉依; 青木 大輔; 丸山 孝明; 丸山 剛広; 堀内 尊; 岡部 繭子; 関根 平; 春日 重光;
Abstract:当研究室では,市販品種を材料に2005年から準高冷地において4月中に出穂し,刈取可能なライムギの育成を行ってきた。本試験では2012年までに育成した8系統「SUR-1~8」の生産力検定試験を行った。その結果,「SUR-1」を除く7つの育成系統は,市販の6品種と比べ出穂期が早かった。「SUR-4」を母材として選抜した「SUR-5~8」は「SUR-1~4」と比べ草丈が低く,乾物収量が少なかった。茎数においては,「SUR -2」,「SUR-5」および「SUR-7」は「春一番」,「キングライムギ」並の多茎を示した。これらの結果から, 「SUR-1~8」の育成系統は実用品種としては利用は難しいものの,極早生,短稈,多茎を持つ育種素材とし て利用できると考えられた。


ソルガム新品種「SUX109-1(夏太郎)」の栽培特性に関する研究 : 播種期および栽植密度の違いが生育・収量に及ぼす影響
信州大学農学部AFC報告,(13):29-33 2015(Mar. 31)
Author:小坂 雄一; 丸山 剛広; 北原 茉依; 関沼 幹夫; 岡部 繭子; 野宮 桂; 小山内 光輔; 関根 平; 髙井 智之; 春日 重光;
Abstract:本研究室では,高消化性遺伝子と紫斑点病抵抗性遺伝子を併せ持つソルガム新品種「SUX109-1(夏太郎)」 を育成した。この「SUX109-1」の栽培特性を把握するため,「SUX109-1」と市販の3品種を比較品種として,播種期と栽植密度の違いが生育・収量に及ぼす影響を検討した。その結果,播種期に関する試験では, 「SUX109-1」は標準播種期で最も多収であり,晩播による出穂迄日数,稈長および稈径の低下がその要因と考えられた。一方,栽植密度に関する試験では,「SUX109-1」は比較の「高糖分ソルゴー」および「ハイグレインソルゴー」の2品種に比べ,密植に適しており,葉身が立っているといった草型が関係していると推察された。


Simplified model of dry matter partitioning in relation to grain yield stability in rice
信州大学農学部AFC報告,(13):13-22 2015(Mar. 31)
Author:INOUE, Naoto; KASAJIMA, Shinya; KATO, Futoshi; MAHMUD, Rezwanul; YANG, Zhongfa; KASUGA, Shigemitsu


Accumulation efficiency of degradable matter during the early grain-filling period in rice
信州大学農学部AFC報告,(13):1-11 2015(Mar. 31)
Author:INOUE, Naoto; KASAJIMA, Shinya; YANG, Zhongfa; KASUGA, Shigemitsu; HAGIWARA, Motoyuki


ソルガムの初期生育に関するRIL(F5世代)の特性評価
北陸作物学会報,(49):35-38 2014(Mar.)
Author:北原茉依・北原みき・岡部繭子・春日重光


高冷地におけるソルガム類の生育・収量について
北陸作物学会報,(49):32-34 2014(Mar.)
Author:春日重光・岡部繭子・畠中洸・野宮 桂


信州大学農学部における『土と緑の体験講座』に関する事例報告
信州大学農学部AFC報告,(12):115-121 2014(Mar.)
Author:東 孝明; 齋藤 治; 中村 篤; 丸山 悟; 畠中 洸; 杉山 大地; 岡部 繭子; 濱野 光市; 春日 重光;
Abstract:信州大学農学部の農業体験講座に参加した家族にアンケート調査を実施し,食育の視点から農作業の内容を検討するとともに,体験講座の持つ特色から食育への可能性について検討した。参加者は子供への教育,体験や家族で参加できることに期待を寄せて参加し,農作業の実践などに満足して講座を受講していた。参加者の多くが安心できる農産物,食の安全に対する意識が強く,体験講座は農業生産体験以外にも,農作物の生産から食に至るまでの過程を体験することにより,自身でよいものを選択する能力を培う場として活用できる可能性がある。また,農業の多面的機能による人間教育において,食育も含めた包括的な実践教育も期待して参加していた。農業体験講座は,これら農業のもつ多面的教育の実践する場として位置づけることが可能であると考えられた。
Keywords:土と緑の体験講座; アンケート; 農業体験講座; 食の安全; 人間教育; 'Tsuchi-to-midori-no-taikenkouza'; questionnaire; agriculture experience lecture; Food safety; Human education;


ソルガム類市販品種における乾物生産特性の評価
信州大学農学部AFC報告,(12):41-45 2014(Mar.)
Author:春日 重光; 丸山 剛広; 北原 茉依; 岡部 繭子; 小山内 光輔; 野宮 桂;
Abstract:ソルガム類の乾物生産性に関する基礎的な知見を得るため,我が国で流通しているソルガム類市販品種について,乾物分配率を中心に評価した。その結果,1株乾物重に及ぼす効果は,葉身および葉鞘の乾物分配率は負の方向に,茎の乾物分配率は正の方向に認められ,特に乾物生産性に及ぼす茎の重要性が認められた。さらに,葉身の乾物分配率と1株乾物重との関係から,ソルゴー型で未出穂・短~中稈である「風立」および「風高」の2品種は葉身の乾物分配率が高い割に,1株乾物重が高い値を示し,他の品種・系統と異なる乾物生産特性を示した。これら2つの品種が持つ乾物生産性,耐倒伏性,嗜好性および消化性などを考慮すると,今後,未出穂で短~中稈のソルゴー型へ,優良な特性を導入することで多用途利用に適した品種開発が可能であると考えられた。
Keywords:乾物生産; 乾物分配率; 市販品種; スーダングラス; ソルガム; commercial variety; dry matter partitioning ratio; dry matter production; sorghum; sudangrass;


ライマビーン中のシアン蓄積量とβ-glucosidase活性の変化
信州大学農学部AFC報告,(12):11-15 2014(Mar.)
Author:安部 なつみ; 春日 重光; 岡部 繭子; 後藤 哲久;
Abstract:豆類中のシアン化合物分析の公定法では,豆中のβ-glucosidaseを利用してHCNを遊離している。しかしβ-glucosidase活性が低く,豆中のシアン化合物を十分に検出できない豆の存在が確認された。今回,このβ-glucosidase活性が低いライマビーンを3年間栽培し,豆中のシアン蓄積量及びβ-glucosidase活性に違いが見られるか検討した。また,信州大学農学部の構内ステーション及び野辺山ステーションの圃場において,栽培地の違いによる変化も検討した。その結果,豆中のシアン蓄積量及びβ-glucosidase活性に,栽培年次及び栽培地の違いによる差は見られなかった。
Keywords:ライマビーン; シアン化合物; β-glucosidase; 年次変化; 栽培地; lima bean; cyanide; annual variation; cultured sites;


Comparison of Young Seedling Growth and Sodium Distribution among Sorghum Plant under Salt Stress
Plant Production Science,16(3):261 2013(Jul.)
Author:Jiraporn Chaugool, Hitoshi Naito, Shigemitsu Kasuga and Hiroshi Ehara


アブラナ科野菜黒斑症状の発生におけるキャベツ品種間差異
信州大学農学部AFC報告,(11):59-66 2013(Mar. 28)
Author:岡部 繭子,畠中 洸,春日 重光,篠原 弘亮,馬場 正
Abstract:長野県南佐久郡南牧村において,キャベツの市販51品種を栽培し,アブラナ科野菜に発生する黒斑症状の発生状況について調査を行った。その結果,ボール系品種で比較的発症程度が高い傾向にあった。また,発症株から同程度の距離で栽培した品種でも,品種により発症程度や発症株率に差が見られたことから,発症しやすい品種としにくい品種があることが示唆された。以上のことから,キャベツに関しては,品種を選定することで黒斑症状による被害を軽減できる可能性が高いことが明らかとなった。


鶏糞肥料の施用がコシヒカリの生育・収量および品質に及ぼす影響
信州大学農学部AFC報告,(11):55-58 2013(Mar. 28)
Author:春日 重光,岡部 繭子,丸山 悟
Abstract:供試した3種類の鶏糞肥料は,収量面,品質面から見て有機栽培用の肥料として十分利用可能で,その施用方法によっては化学肥料を用いた慣行法並の収量および品質が確保できると考えられた。特に,微生物試料を給与した鶏の糞を乾燥しペレット化した「イセペレット」は,現物の散布量も少なく,ペレットのため散布する際も機械対応が容易であることから,鶏糞肥料として有望であると考えられた。


ソルガム遺伝資源の特性評価(5)
信州大学農学部AFC報告,(11):47-54 2013(Mar.)
Author:春日 重光; 岡部 繭子;
Abstract:農業生物資源研究所のジーンバンク事業における再増殖と特性評価を行った。供試した97品種・系統のうち約半数の系統が試験期間中に出穂しなかった。また,紫斑点病について接種検定試験と自然発病によるひょう紋病の罹病程度を調査し,これらの病害に対する複合抵抗性を持つ育種素材の選抜・育成の可能性について検討した。その結果,15系統で紫斑点病抵抗性でひょう紋病の発病が認められない遺伝資源が認められたことから,今後これらのソルガム病害に対して複合抵抗性を持つ品種の育成は可能であると考えられた。また,緑度維持能や子実品質などの改良に利用可能と考えられる遺伝資源も認められた。
Keywords:遺伝資源; ソルガム; 抵抗性; ひょう紋病; 紫斑点病; 緑度維持能; genetic resource; resistance; stay-green; sorghum; target spot; zonate leaf spot;


シバ品種「朝駆」および「朝萌」の育成
畜産草地研究所研究報告,(13):11-22 2013(Mar.)
Author:小林 真,蝦名 真澄,春日 重光


野辺山高原に適するスイートコーン品種の選定
北陸作物学会報,(48):25-27 2013
Author:岡部 繭子; 畠中 洸; 春日 重光;
Keywords:高冷地; スイートコーン; 生育特性; 糖度; Agricultural characteristics; Highland-cool zone; Sweet corn; Brix;


準高冷地で育成した極早生飼料用ライムギ系統の特性評価
北陸作物学会報,(48):34-36 2013
Author:山上 ゆきの,春日 重光,大倉 一樹


米粉の粒子径分布構成範囲が粉体特性および製パン性に与える影響
粉体工学会誌,49(12):901-906 2012(Dec. 10)
Author:岡部 繭子; 岡留 博司; 與座 宏一; 松木 順子; 奥西 智哉; 春日 重光;
Keywords:Rice bread; Particle size; Flour characteristics; Particle distribution range; Bread volume;


中山間地域における伝統的品種の収集・保存 (特集 品種の収集・保存・配布) -- (大学における取組)
特産種苗,(14):43-46,図巻頭1p 2012(Oct.)
Author:春日 重光


米粉の粒子サイズが米粉パンの物性におよぼす影響
日本作物學會紀事,81:132-133 2012(Sep. 09)
Author:岡部 繭子,春日 重光,岡留 博司


野辺山高原におけるベニバナインゲン(Phaseolus coccineus L.)赤花紫種子種の栽培特性評価
北陸作物学会報,(47):119-122 2012(Mar. 31)
Author:岡部繭子・春日重光・上條佳郎・鈴木裕太・関根 平・芹沢麻衣子・中津川美里・西岡杏子・芳川 諒・畠中 洸・馬場 正


ソルガム類の再生性評価に関する研究 : ソルガム×スーダングラスから育成した再生性に関するRILの特性評価
北陸作物学会報,(47):103-105 2012(Mar. 31)
Author:中津川 実里; 春日 重光; 上條 佳郎;
Keywords:RIL; 再生力; 収量性; スーダングラス; ソルガム; Recombinant inbred line; Regrowth; Sorghum; Sudangrass; Yielding ability;


ソルガム類の再生性評価に関する研究 : セルトレイを用いた再生性の評価
北陸作物学会報,(47):100-102 2012(Mar. 31)
Author:西岡 杏子; 春日 重光; 上條 佳郎;
Keywords:組換え近交系統(RIL); 再生性; 市販品種; セルトレイ; ソルガム; 幼苗検定; Cell tray; Commercial variety; Recombinant inbred line; Regrowth ability; Seedling test; Sorghum;


準高冷地において選抜したライムギ系統の特性評価Ⅳ
北陸作物学会報,(47):97-99 2012(Mar. 31)
Author:関根 平; 春日 重光; 上條 佳郎;
Keywords:育成系統; 極早生; 多収; ライムギ(SecalecerealL.); Breeding line; Extremely early maturity; High yield; Rye (Secale cereal L.);


極早生・短桿・多茎なライムギの選抜・育成の可能性Ⅱ
北陸作物学会報,(47):94-96 2012(Mar. 31)
Author:関根平・春日重光・上條佳郎・鈴木裕太・芹沢麻衣子・中津川実里・西岡杏子・芳川諒・岡部繭子


NaCl処理条件下におけるソルガムとスーダングラスおよびハイブリッドの幼植物の生長と養分吸収の比較
日本作物學會紀事,81:330-331 2012(Mar. 29)
Author:CHAUGOOL J.; 春日 重光; 内藤 整; 江原 宏;


ソルガム育種素材の開発と特性評価(1)育成した細胞質雄性不稔系統・同維持系統「SUMS1A・B~SUMS18A・B」の特性
信州大学農学部AFC報告,(10):101-108 2012(Mar.)
Author:春日 重光; 野宮 桂; 畠中 洸; 岡部 繭子;
Abstract:高消化性遺伝子bmおよびbmr‐18 をともにホモに持つ細胞質雄性不稔維持系統の「那系MS‐3B」を種子親に,bm のみをホモに持ち,耐倒伏性に優れるJN115を花粉親として19の細胞質雄性不稔系統および同維持系統「SUMS11A・B~SUMS18A・B」を育成した。これらの系統は,紫斑点病抵抗性および褐色中肋(bmr‐18bmr‐18)や無白粉茎(bmbm)の高消化性形質を持ち,実用レベルの耐倒伏性と組合せ能力を持つ系統で,さび病抵抗性などの改良は必要なものの,高品質で多収な一代雑種育成のための種子親として利用できる。
Keywords:組合せ能力; 細胞質雄性不稔系統; 細胞質雄性不稔維持系統; 消化性ソルガム; 紫斑点病; combining ability; digestibility; male sterile line; male sterile maintainer; sorghum; target spot;


野辺山高原でアブラナ科野菜に発生した黒斑症状について
信州大学農学部AFC報告,(10):61-66 2012(Mar.)
Author:岡部 繭子; 春日 重光; 篠原 弘亮; 馬場 正;
Abstract:長野県南佐久郡南牧村および川上村において,アブラナ科野菜における黒斑症状の発生状況についてアンケートによる調査を行い,発生時期や症状発生の品種間差異の有無を,さらにキャベツについては圃場試験を行い症状発生の品種間差異の検討を行った。アンケートの結果,発症事例の多いキャベツおよびハクサイでは黒斑症状発生に品種間差異があることが推察された。また,キャベツについては,市販8品種を用いた圃場試験の結果,黒斑症状の発生に品種間差異があることが確認された。以上のことから,キャベツに関しては,品種を選定することで黒斑症状による被害を軽減できる可能性が示唆された。
Keywords:アブラナ科; 黒斑症状; キャベツ; 品種間差異; アンケート調査; Brassica family vegetables; black spot symptom; cabbage; questionnaire survey; varietal difference;


NaCl処理条件下におけるソルガムとスーダングラスおよびハイブリッドの幼植物の生長と養分吸収の比較
日本作物学会講演会要旨集,233:330-330 2012
Author:Jiraporn Chaugool; 春日 重光; 内藤 整; 江原 宏;
Keywords:塩ストレス; ソルガム; スーダングラス; 生長解析;


日本一うまいコメを目指す(総合討論,日本一うまいコメを目指す)
北陸作物学会報,(46):112-113 2011(Mar. 31)
Author:春日 重光;


ソルガムの緑肥利用がキャベツ連作障害回避に及ぼす影響
北陸作物学会報,(46):90-92 2011(Mar. 31)
Author:岡部 繭子; 春日 重光; 市川 悦子; 大原 圭祐; 次井 千裕; 山下 康裕; 若子 由佳里; 畠中 洸;
Abstract:ソルガムを緑肥として導入することにより,キャベツの根こぶ病の発生は軽減された.1株結球重は根こぶ病の発病程度の差にともない,発病の激しい連作区に対し,前年にソルガムの作付をした緑肥区で高い値だった.以上のことから,緑肥を導入することにより土壌への薬剤散布なしに根こぶ病を防ぎ,出荷に遜色のないキャベツ生産が可能であることが明らかとなった.
Keywords:キャベツ; ソルガム; 根こぶ病; 緑肥; 連作障害;


ソルガムの高糖性の解析に及ぼす刈り取りステージの影響
北陸作物学会報,(46):88-89 2011(Mar. 31)
Author:山下泰裕・春日重光・市川悦子・大原圭祐・次井千裕・若子由佳里・岡部繭子・清沢敦志・後藤和美


ソルガム細胞質雄性不稔系統で発生する小穂形成不全に関する遺伝的解析
北陸作物学会報,(46):85-87 2011(Mar. 31)
Author:春日重光・市川悦子・大原圭祐・次井千裕・山下泰裕・若子由佳里・岡部繭子・清沢敦志・後藤和美


ソルガムの初期生育に関する遺伝的解析
北陸作物学会報,(46):82-84 2011(Mar. 31)
Author:市川悦子・春日重光・大原圭祐・次井千裕・山下泰裕・若子由佳里・岡部繭子・佐塚隆志


準高冷地において選抜したライムギ系統の特性評価Ⅲ
北陸作物学会報,(46):79-81 2011(Mar. 31)
Author:次井 千裕; 春日 重光; 市川 悦子; 大原 圭祐; 山下 泰裕; 若子 由佳里; 岡部 繭子;
Abstract:育成した極早生ライムギ(SUR-1〜4)およびそれらの素材とした市販4品種を供試し,特性評価を2ヶ年にわたり行った.両年とも育成した4系統は出穂期および倒伏の程度が市販の極早生ライムギ「ライ太郎」とほぼ同程度であった.乾物収量は,2009年ではすべての育成系統が「ライ太郎」より多収となり,特に「SUR-1」で18%,「SUR-3」で22%多収であった.また2010年でも「SUR-2」を除いた3系統で「ライ太郎」より多収となり,「SUR-1」および「SUR-3」は13%多収となった.これらの結果から,育成した極早生系統「SUR-1」および「SUR-3」は準高冷地において収量性,耐倒伏性などの面から実用品種として利用可能であると考えられた.
Keywords:育成系統; 極早生; 多収; ライムギ;


極早生・短桿・多茎なライムギの選抜・育成の可能性
北陸作物学会報,(46):76-78 2011(Mar. 31)
Author:大原圭祐・春日重光・市川悦子・次井千裕・山下泰裕・若子由佳里・岡部繭子


流木チップ堆肥の施用が水稲コシヒカリの生育および収量に及ぼす影響
北陸作物学会報,(46):34-36 2011(Mar. 31)
Author:若子由佳里・春日重光・市川悦子・大原圭祐・次井千裕・山下泰裕・岡部繭子・丸山悟


高冷地におけるソルガムの生産性について
日本作物學會紀事,80:304-305 2011(Mar. 30)
Author:岡部 繭子; 春日 重光; 市川 悦子; 大原 圭祐; 次井 千裕; 山下 泰裕; 若子 由佳里; 畠中 洸;


Positional cloning of ds1,the target leaf spot resistance gene against Bipolaris sorghcola in sorghum
Theor Appl Genet,123:131 2011(Mar. 27)
Author:Hiroyuki Kawahigashi, Shigemitsu Kasuga, Tsuyu Ando, Hiroyuki Kanamori,Jianzhong Wu, Jun-ichi Yonemaru, Takashi Sazuka, Takashi Matsumoto


未利用森林資源の地域循環型有効利用--演習林と農場の連携による取り組み
信州大学農学部AFC報告,(9):117-122 2011(Mar.)
Author:荒瀬 輝夫; 小林 元; 濱野 光市; 春日 重光; 内川 義行; 木村 和弘; 岡野 哲郎; 木下 渉; 野溝 幸雄; 酒井 敏信; 前田 佳伸;
Abstract:森林と農地の境界領域にかかわる課題の1つに,未利用森林資源の地域循環型有効利用がある。信州大学では,演習林と農場の連携のもと,林地残材のチップ化による森林整備推進と,畜舎の敷料や堆肥への木質チップ利用という一連の研究が進められている。その一部として,木質チップの生産量把握についての試験では,胸高直径からチップ量を精度よく推定する式は得られなかった。しかし,素材と木質チップとの間に有意なアロメトリー式が得られ,容積比で素材のおよそ2.7倍のチップ量が得られることが確かめられた。 Regional resource cycling through the sustainable utilization of unused forest resources is one of the greatest future challenges associated with both forest and farmland management. The research forest and farm of Shinshu University are currently engaged in a cooperative research exercise in which wood chips produced during forest maintenance are used for litter for livestock and compost. As a part of the research, we attempted to clarify the yield of wood-chips. We found an accurate estimation not from diameter at breast base, but from lumber in which the volume of wood chips is 2.7 times that of logging residues.
Keywords:林地残材; 木質チップ; 地域資源循環; 演習林; 農場; logging residue; wood chip; regional resource cycle; research forest; research farm;


佐久地域における炊飯米利用パンの開発
信州大学農学部AFC報告,(9):93-98 2011(Mar.)
Author:岡部 繭子; 春日 重光;
Abstract:農業生物資源研究所のジーンバンクにおいて整備されたNIAS ソルガムコアコレクションについて,主要農業形質に関する特性評価を行い,併せて紫斑点病について接種検定試験と自然発病によるさび病の罹病程度を調査し,これらの病害に対する複合抵抗性を持つ育種素材の選抜・育成の可能性について検討した。その結果,9品種・系統で紫斑点病抵抗性でさび病の罹病程度「2」以下の品種・系統が認められたことから,今後これらのソルガム病害に対して複合抵抗性を持つ品種の育成は可能であると考えられた。また,NIASソルガムコアコレクションは,ソルガム類コアコレクションとして有用であると考えられた。To search for sorghum genetic resources that are resistant to target spot (Bipolaris sorghcola (Lefebvre & Sherwin)Alcorn)and rust (Puccinia purpurea Copke), field evaluation tests were carried out using 106 sorghum varieties and lines of NIAS sorghum core collection. Based on these evaluations, there were nine varieties and lines resistant to target spot and sustaining limiteddamage from rust.This finding suggests that it is possible to breed sorghum varieties resistant to target spot and rust. Furthermore, some lines that demonstrated high grain qualitiy and stay-green genes were identified in this evaluation. The NIAS sorghum core collection was useful for breeding and genetic research into sorghum.


NIASソルガムコアコレクションの準高冷地における特性評価
信州大学農学部AFC報告,(9):59-68 2011(Mar.)
Author:春日 重光; 市川 悦子; 大原 圭祐; 次井 千裕; 山下 泰裕; 若子 由佳里; 岡部 繭子;
Keywords:遺伝資源; コアコレクション; さび病; ソルガム; 抵抗性; 紫斑点病緑度維持能; core collection; genetic resource; resistance; rust; sorghum stay-green genes; target spot;


高冷地におけるソルガムの生産性について
日本作物学会講演会要旨集,231:304-304 2011
Author:岡部 繭子; 春日 重光; 市川 悦子; 大原 圭祐; 次井 千裕; 山下 泰裕; 若子 由佳里; 畠中 洸;
Keywords:ソルガム; 高冷地; 生産性;


Classification of Genotypes of the Target Leaf Spot-Resistant Gene(ds1) in Sorghum Collection
CROP SCIENCE,51:2095 2011
Author:Hiroyuki Kawahigashi, Shigemitsu Kasuga, Hisato Okuizumi, Hiroyuki Kanamori, Tsuyu Ando and Takashi Matsumoto


生地物性からみた米粉パンの製パン条件の評価
日本作物學會紀事,79:156-157 2010(Sep. 03)
Author:岡部 繭子; 奥西 智哉; 春日 重光;


3B06 有機リン系殺虫剤によるソルガムの薬害に関する遺伝子領域の解析(生物農業 遺伝子科学 環境科学,一般講演要旨)
講演要旨集,(35):- 2010(Apr. 21)
Author:川東 広幸; 安藤 露; 榊原 風太; 米丸 淳一; 春日 重光; 松本 隆;


ソルガム類の市販品種における踏圧耐性の評価
北陸作物学会報,(45):90-92 2010(Mar. 31)
Author:大谷津 明子; 春日 重光; 今井 康平; 樋口 奈保子; 吉澤 遥平; 岡部 繭子; 米丸 淳一;
Abstract:ソルガムおよびスーダングラスの市販品種を用いて,1番草刈り取り後のトラクタによる踏圧の有無が2番草乾物収量と2番草比率に及ぼす影響についてタイプ別に検討した.その結果,兼用型およびソルゴー型で踏圧による減収が認められ,また再生性の指標とした2番草比率でも,兼用型およびソルゴー型において踏圧による低下が認められた.以上より,ソルガム類においても他の牧草類と同様にトラクタによる踏圧耐性の評価が可能であり,従来より再生性に劣ることが指摘されている兼用型およびソルゴー型では踏圧耐性についても劣ることが示唆された.
Keywords:再生性; 市販品種; 収量; スーダングラス; ソルガム; 踏圧耐性;


ソルガムの茎中ブリックス糖度に及ぼす稔実程度と鳥害の影響
北陸作物学会報,(45):87-89 2010(Mar. 31)
Author:今井 康平; 春日 重光; 大谷津 明子; 樋口 奈保子; 吉澤 遥平; 岡部 繭子; 後藤 和美; 清沢 敦志;
Abstract:子実の着粒程度に影響する要因として鳥害と不稔性に着目し,自殖稔性のない晩生の育成一代雑種系統を用いて,茎中のブリックス糖度に及ぼす不稔と鳥害の影響について検討した.その結果,鳥害区と不稔区の間で,ブリックス糖度,乾物率および生穂重割合に顕著な差は認められなかったことから,晩生のソルガムにおいては不稔と鳥害がブリックス糖度に及ぼす影響は同じであると考えられた.
Keywords:ソルガム; 鳥害; 晩生品種; 不稔性; ブリックス糖度;


ソルガム×スーダングラスのF_2集団における再生性の評価
北陸作物学会報,(45):85-86 2010(Mar. 31)
Author:樋口 奈保子; 春日 重光; 今井 康平; 大谷津 明子; 吉澤 遥平; 岡部 繭子; 米丸 淳一;
Abstract:ソルガムは優れた乾物生産性や再生力を持つが,さらにソルガムの再生性を改良するためには,スーダングラスの再生性を導入することが有効であると考えられる.そこで,ソルガムの再生性改良に関する基礎的な知見を得るため,共通の片親Green leaf(スーダングラス)を持つ2組合せのソルガム×スーダングラスのF_2集団を用いて収量特性から再生性の評価を行った.その結果,2組合せの集団における収量の差は,再生草における茎数の多少が影響していると推察され,再生性を導入するソルガムについても茎数に関する選抜が必要と考えられた.
Keywords:F_2集団; 再生力; 収量特性; スーダングラス; ソルガム;


ソルガムの高糖性に関するRIL系統のF_4世代における特性
北陸作物学会報,(45):82-84 2010(Mar. 31)
Author:春日 重光; 今井 康平; 大谷津 明子; 樋口 奈保子; 吉澤 遥平; 岡部 繭子; 清沢 敦志; 後藤 和美;
Abstract:ソルガムの高糖性品種を開発するための素材として育成した2組合せのリコンビナントインブレッドライン(RIL系統)のF_4世代における特性評価を行った.その結果,2組合せのRIL系統は,出穂日や稈長および生茎重は2組合せの間で大きく異なるものの,ブリックス糖度の程度や変異については顕著な差は認められず,また,出穂日や稈長とブリックス糖度との関係についても2組合せの間で異なったことから,ブリックス糖度に関わる要因が供試した2組合せのRIL系統の間で異なっていることが推察された.
Keywords:RIL; 褐色中肋; 高糖性; ソルガム; 特性評価;


準高冷地において選抜したライムギ系統の特性評価II
北陸作物学会報,(45):75-77 2010(Mar. 31)
Author:吉澤 遥平; 春日 重光; 今井 康平; 大谷津 明子; 樋口 奈保子; 岡部 繭子;
Abstract:2005年より極早生・多収を目標に選抜を行ってきたライムギ4系統(A,B,C,F)の生産力検定を行った.育成系統はいずれも標準品種「春一番」に比べ草丈は短く,倒伏の発生も少なかった.また,育成系統はいずれも標準品種「春一番」より早生であり,乾物収量においては同熟期の「ライ太郎」に比べ同等〜高い収量を示した.これらの結果から,育成した極早生系統は準高冷地において十分利用可能であると考えられた.
Keywords:極早生; 準高冷地; 多収; ライムギ;


自然換気型トンネルを用いて計測したアフリカイネ、ネリカとアジアイネのメタン放出速度
日本作物學會紀事,79:126-127 2010(Mar. 30)
Author:加藤 太; 井上 直人; 春日 重光; 宇佐美 早紀; 羽佐田 大輔;


高糖性に関するソルガムRIL(F5世代)の特性評価
信州大学農学部AFC報告,(8):63-75 2010(Mar.)
Author:春日 重光; 今井 康平; 大谷津 明子; 樋口 奈保子; 吉澤 遥平; 岡部 繭子;
Abstract:高糖性品種を開発するため、また、高糖性に関する遺伝解析を行うための素材として「子実型ソルガム×高糖性ソルゴー型ソルガム」の組合せである「bmr-6×SIL-05」および「那系MS-3B(bmr-18)×Italian」から育成した2組のRILのF5世代における特性評価を行った。その結果、2組のRIL系統は、茎中のブリックス糖度が同程度であるが、早晩性、収量性などが大きく異なることから、これらRIL系統間でブリックス糖度に及ぼす要因が異なっていることが推察された。


生地物性からみた米粉パンの製パン条件の評価
日本作物学会講演会要旨集,230:156-156 2010
Author:岡部 繭子; 奥西 智哉; 春日 重光;
Keywords:米粉パン; 生地物性;


自然換気型トンネルを用いて計測したアフリカイネ、ネリカとアジアイネのメタン放出速度
日本作物学会講演会要旨集,229:126-126 2010
Author:加藤 太; 井上 直人; 春日 重光; 宇佐美 早紀; 羽佐田 大輔;
Keywords:イネ;


循環型精米機を利用したソルガム種子の護頴除去方法について
北陸作物学会報,(44):77-79 2009(Mar. 31)
Author:清沢 敦志; 後藤 和美; 春日 重光; 伴苗 行弘;
Abstract:既存の精選工程では完全に護穎除去できなかった兼用型ソルガム種子を用い,市販の循環型精米機による護頴除去の可能性について検討した.精米機の運転時間経過とともに,護穎の除去率が上がり,リットル重が増加した.一方で,種子の発芽勢,最終発芽率は低下傾向がみられた.循環型精米機は,運転時間を調整することで,栽培用の種子として発芽勢を低下させることなく,種子の護頴を除去できると考えられた.
Keywords:護頴; 循環型精米機; ソルガム;


準高冷地におけるエゴマの特性評価
北陸作物学会報,(44):74-76 2009(Mar. 31)
Author:高柳 里美; 山田 里恵; 永山 治美; 森下 真衣; 春日 重光;
Abstract:エゴマに関する育種の基本的知見を得るため,数種の在来系統を供試し,自殖稔性を中心に特性評価を行った.調査項目は草丈,早晩性,分枝数,頴花数,種子数,および自殖稔性とした.その結果,草丈,早晩性などの系統間差異が認められたが,さらに自殖稔性においても系統間差異が認められた.このことから,自殖稔性も今後育種を行なう上で考慮すべき特性と考えられた.
Keywords:エゴマ; 系統間差異; 自殖稔性; 準高冷地; 特性評価;


自然換気型トンネルによる水田のメタン放出速度の推定
日本作物學會紀事,78:200-201 2009(Mar. 27)
Author:井上 直人; 宇佐美 早紀; 村田 温香; 吉川 あんな; 春日 重光;


ソルガム遺伝資源の特性評価(4)
信州大学農学部AFC報告,(7):37-45 2009(Mar.)
Author:春日 重光; 松本 理絵; 丁沢 賢治;
Abstract:農業生物資源研究所のジーンバンク事業における再増殖に併せて、紫斑点病について接種検定試験と自然発病による条斑細菌病の罹病程度を調査し、これらの病害に対する複合抵抗性を持つ育種素材の選抜・育成の可能性について検討した。その結果、17の品種・系統で紫斑点病抵抗性で条斑細菌病の発病が認められない遺伝資源が認められたことから、今後これらのソルガム病害に対して複合抵抗性を持つ品種の育成は可能であると考えられた。また、緑度維持能や子実品質などの改良に利用可能と考えられる遺伝資源も認められた。
Keywords:遺伝資源,条斑細菌病,ソルガム,抵抗性,紫斑点病,緑度維持能


自然換気型トンネルによる水田のメタン放出速度の推定
日本作物学会講演会要旨集,227:200-200 2009
Author:井上 直人; 宇佐美 早紀; 村田 温香; 吉川 あんな; 春日 重光;
Keywords:メタン; 水田; 温室効果ガス; ガス収支; 空気齢;


ソルガムおよびスーダングラスの栽植密度と1番草刈取り後の踏圧の有無がその再生に及ぼす影響
北陸作物学会報,(43):109-111 2008(Mar. 31)
Author:宇南山 聡美; 春日 重光; 丁沢 賢治; 松本 理絵; 萩原 小百合; 山田 里恵;
Abstract:兼用型ソルガムおよびスーダングラスを用いて,栽植密度と1番草刈取り後の踏圧の有無がその再生に及ぼす影響について検討した.ソルガム類の再生性はその栽植密度が高くなるほど低下したが,その程度はスーダングラスに比べ兼用型ソルガムで顕著であり,その理由は主に兼用型ソルガムの密植区における再生茎数の低下によるものであった.また,踏圧耐性は兼用型ソルガムに比ベスーダングラスで優れていた.
Keywords:栽植密度; 再生性; 収量; ソルガム; スーダングラス; 踏圧耐性;


ソルガム×スーダングラスのF_2〜F_4集団における再生性の評価
北陸作物学会報,(43):105-108 2008(Mar. 31)
Author:松本 理絵; 春日 重光; 丁沢 賢治; 宇南山 聡美; 萩原 小百合; 山田 理恵;
Abstract:子実型ソルガム「那系MS-3B」とスーダングラス「Greenleaf」およびそのF_2〜F_4集団について2番草における再生性の評価を行った.1番草,2番草ともに草丈における分布のピークは,F_2集団がGreenleafよりも高い値を示した.株あたり茎数における分布のピークはF_3集団,F_4集団は1本,F_2集団は2本であった.一方,再生草の株あたり茎数についてはいずれの集団とも各親系統に対応する2つのピークが認められた.また,生育および収量調査の結果から,F_4集団でも自殖による収量の低下が認められた.これらのことから,従来再生性の評価に用いられている刈り取り2週間後の草丈および茎数を指標とする場合,再生性に優れた個体の選抜を行うには,F_4世代以降で行うのが適当であると考えられた.
Keywords:再生性; 収量; スーダングラス; ソルガム;


ソルガム市販品種における炭疽病抵抗性について
北陸作物学会報,(43):101-103 2008(Mar. 31)
Author:丁沢 賢治; 春日 重光; 松本 理絵; 萩原 小百合; 山田 里恵;
Abstract:近年,地球温暖化の影響もあり,寒冷地において以前は発生の見られなかったソルガム炭疸病の発生が確認されている.そこで,96品種・系統のソルガム市販品種を供試し,幼苗を用いたソルガム炭疸病菌の噴霧接種検定を行い,ソルガム炭疸病抵抗性の品種・系統間差異を検討した.その結果,ソルガム炭疸病に抵抗性を持つ品種・系統は少なく,今後は市販品種について炭疸病抵抗性の導入が必要であると考えられた.
Keywords:ソルガム; 市販品種; 炭疽病; 抵抗性; 噴霧接種;


準高冷地において選抜したライムギ系統の特性評価
北陸作物学会報,(43):93-96 2008(Mar. 31)
Author:山田 里恵; 春日 重光; 丁沢 賢治; 松本 理絵; 宇南山 聡美; 萩原 小百合;
Abstract:準高冷地で4月中の早刈りが可能で多収なライムギ品種の育成に関する基礎的な知見を得るため,ライムギ市販品種の「春香」(晩生),「春一番」(早生),「キングライ麦」(早生),「ライ太郎」(極早生)を育種素材に用いて育成・選抜した極早生ライムギ系統の特性評価を行った.供試材料には市販の4品種およびこれらを育種材料として早熟性と収量性で選抜・育成した4系統群10系統を用いた.その結果,全ての育成系統で育種材料とした市販品種より早生化か認められ,その平均出穂日は4月22〜28日であった.また,乾物収量についても大幅な減収は見られなかったことから,市販品種を育種素材とした極早生・多収ライムギの選抜・育成は十分可能であると考えられた.
Keywords:極早生; 準高冷地; 多収; ライムギ;


バイオルートおよび珪酸カリの施用が水稲の生育・収量に及ぼす影響
北陸作物学会報,(43):41-43 2008(Mar. 31)
Author:萩原 小百合; 春日 重光; 丁沢 賢治; 松本 理絵; 宇南山 聡美; 山田 里恵;
Abstract:微生物資材であるバイオルートと珪酸カリの追肥としての施用が水稲の生育および収量に及ぼす効果について検討した.収穫時において,バイオルート施用区では施用しなかった区に比べ,草丈,稈長,頴花数および株あたり粒重について高い値を示した.このことから,バイオルートの追肥としての施用は水稲の生育・収量を高める効果があることが示唆された.しかし,珪酸カリとの併用効果については顕著な効果は認められなかった.
Keywords:珪酸カリ; 水稲; バイオルート;


88 自然換気型温室効果ガスオプティカルモニタリングシステムの開発(品質/リモートセンシング・モデリング/その他,日本作物学会第225回講演会)
日本作物學會紀事,77(1):176-177 2008(Mar. 27)
Author:井上 直人; 早川 知一; 吉川 あんな; 笠島 真也; 春日 重光;


87 有機資材による水田から発生するメタンガスの抑制(品質/リモートセンシング・モデリング/その他,日本作物学会第225回講演会)
日本作物學會紀事,77(1):174-175 2008(Mar. 27)
Author:吉川 あんな; 井上 直人; 早川 知一; 笠島 真也; 春日 重光;


ソルガム遺伝資源の特性評価(3)
信州大学農学部AFC報告,(6):1-10 2008(Mar.)
Author:春日 重光; 松本 理絵; 丁沢 賢治
Abstract:農業生物資源研究所のジーンバンク事業における再増殖に併せて、紫斑点病および紋枯病について接種検定試験と自然発病による炭疸病の罹病程度を調査し、これらの病害に対する複合抵抗性を持つ育種素材の選抜・育成の可能性について検討した。その結果、1系統ではあるが紫斑点病、炭疸病および紋枯病抵抗性を示す遺伝資源が認められたことから、今後これらのソルガム主要病害に対して複合抵抗性を持つ品種の育成は可能であると考えられた。また、子実品質や収量性などの改良に利用可能と考えられる遺伝資源も認められた。
Keywords:遺伝資源,ソルガム,炭疽病,抵抗性,紫斑点病,紋枯病


自然換気型温室効果ガスオプティカルモニタリングシステムの開発
日本作物学会講演会要旨集,225:176-176 2008
Author:井上 直人; 早川 知一; 吉川 あんな; 笠島 真也; 春日 重光;
Keywords:イネ; メタン; 二酸化炭素; オプティカルモニタリングシステム;


有機資材による水田から発生するメタンガスの抑制
日本作物学会講演会要旨集,225:174-174 2008
Author:吉川 あんな; 井上 直人; 早川 知一; 笠島 真也; 春日 重光;
Keywords:イネ; メタンガス; 有機資材;


ソルガムおよびスーダングラスの市販品種の幼苗における再生性の評価
北陸作物学会報,(42):116-119 2007(Mar. 31)
Author:松本 理絵; 春日 重光; 丁沢 賢治; 市川 直; 工藤 千枝; 畠中 洸;
Abstract:ソルガムおよびスーダングラスの市販品種について再生性に関する幼苗での選抜の可能性について検討を行った.再生性に関する圃場試験と幼苗検定の関係から,ソルガムおよびスーダングラスの市販品種の再生性を幼苗で評価するには,再生草の茎数を指標とすることである程度可能であると考えられた.
Keywords:再生性; 市販品種; スーダングラス; ソルガム; 幼苗検定;


ソルガムの栽培様式がヒエノアブラムシの発生に及ぼす影響
北陸作物学会報,(42):114-115 2007(Mar. 31)
Author:市川 直; 春日 重光; 工藤 千枝; 畠中 洸; 仲谷 侑子; 丁沢 賢治; 船越 裕子; 松本 理絵;
Abstract:準高冷地のソルガム栽培における栽植密度と殺虫剤使用の有無がヒエノアブラムシの発生に及ぼす影響を調査した.殺虫剤を使用しない区におけるヒエノアブラムシの発生は8月中旬に始まり下旬に最も多くなったのち急激に減少した.また,試験期間を通して疎植区(833本/a)の方が標準区(1667本/a)よりもヒエノアブラムシの発生が多かった.8月下旬に散布した2種類の殺虫剤の効果は顕著で,散布後ヒエノアブラムシは激減し,その効果は2週間から4週間程度持続した.茎中糖度は標準区よりも疎植区で高くなったが,ヒエノアブラムシの発生程度との間に関係は認められなかった.また,ヒエノアブラムシ発生の多少による乾物収量の差は認められなかった.以上のことから準高冷地においてソルガムのヒエノアブラムシ抵抗性を評価する場合,栽培様式を疎植とし,8月下旬に調査するのが適当であると考えられた.
Keywords:栽植密度; 殺虫剤; ソルガム; ヒエノアブラムシ;


ソルガム在来種の耐病性に関する品種・系統間差異
北陸作物学会報,(42):110-113 2007(Mar. 31)
Author:丁沢 賢治; 春日 重光; 仲谷 侑子; 船越 裕子; 松本 理絵; 市川 直; 工藤 千枝; 畠中 洸;
Abstract:ソルガムの耐病性遺伝資源としての利用および各種病害に対する複合抵抗性系統の育成の可能性について検討するため,日本で収集・保存されている在来種111系統を含む合計180品種・系統を供試し,ソルガム炭疸病,紫斑点病,すす紋病,紋枯病等について調査した.その結果,在来種はソルガムの耐病性改良のための遺伝資源として利用可能であり,また,紫斑点病,すす紋病および炭疸病などの複合抵抗性系統の育成は可能であると考えられた.
Keywords:遺伝資源; 在来種; ソルガム; 耐病性; 複合抵抗性;


ソルガム紋枯病抵抗性と紫斑点病抵抗性遺伝子型の関係について
北陸作物学会報,(42):107-109 2007(Mar. 31)
Author:春日 重光; 松本 理絵; 丁沢 賢治; 橋本 めぐみ; 野宮 桂;
Abstract:ソルガム紋枯病抵抗性と紫斑点病抵抗性遺伝子型の関係について,紫斑点病に対して罹病性の異なる2つの自殖系統を親とするF_2集団「S.D.102(非罹病性)×M36001(罹病性)」およびF_2集団から個体別に採種したF_3世代の145系統を供試して検討した.その結果,F_2集団における紫斑点病罹病性の優性ホモ型とヘテロ型の間で紋枯病抵抗性の差は認められなかったことから,紫斑点病罹病個体における紋枯病抵抗性の低下は,紫斑点病の罹病による影響と考えられた.
Keywords:遺伝子型; ソルガム; 紋枯病; 紫斑点病;


たかきび(ソルガム)粉の活性酸素消去能の品種間差異
北陸作物学会報,(42):103-106 2007(Mar. 31)
Author:畠中 洸; 春日 重光; 仲谷 侑子; 丁沢 賢治; 船越 裕子; 松本 理絵; 市川 直; 工藤 千枝; 井上 直人;
Abstract:ソルガム在来品種の食品原料としての新たな可能性を検討する目的で,ソルガム全粒粉の活性酸素消去能を,XYZ系微弱発光分析法を用いて測定し,比較検討した.その結果,粒色の違いにより活性酸素消去能に大きな差が認められた.褐色粒において高い値を示す品種・系統が多く,黄白色粒の品種・系統は褐色粒の半分程度の値を示すものが多かった.また,発光量の経時的変化についても,そのパターンは粒色による違いが大きく,ソルガム全粒粉の活性酸素消去反応に色素成分が関与していることが示唆された.一方,黄白色粒の中にも褐色粒並の活性酸素消去能を示すものが極少数存在したことから,抗酸化成分の種類構成にも変異が存在することが示唆された.
Keywords:活性酸素消去能; 抗酸化成分; 在来品種; ソルガム; 微弱発酵分析法; 粒色;


ソルガム遺伝資源の特性評価(2)
信州大学農学部AFC報告,(5):83-92 2007(Mar.)
Author:春日 重光; 松本 理絵; 野宮 桂;
Abstract:農業生物資源研究所のジーンバンク事業における再増殖に併せて、紫斑点病、紋枯病および条斑様症状などについて特性評価を行った。その結果、紫斑点病、紋枯病および条斑様症状の圃場における特性評価では、紫斑点病との複合感染よって、紋枯病抵抗性の低下や条斑様症状の発生が助長される可能性があると考えられた。また、今回供試した遺伝資源のなかには紫斑点病非罹病性で、紋枯病のRLHが低く、また、条斑様症状の発生が少ない品種・系統も認められ、今後耐病性の育種素材として利用可能であると考えられた。
Keywords:遺伝資源; ソルガム; 抵抗性; 紫斑点病; 紋枯病; genetic resource; resistance; sheath blight; sorghum; target spot;


播種直後のロータリ撹拌および鎮圧処理が散播厚播きしたソルガム(Sorghum bicolor Moench)の出芽に及ぼす影響
日本草地学会誌,52(1):1-5 2006(Apr. 15)
Author:水流 正裕; 百瀬 義男; 春日 重光; 後藤 和美; 渡辺 晴彦;
Abstract:ソルガムの散播栽培では,出芽数の安定確保が難しく,作業方法によっては,播種後の出芽・定着が不良なことがある。そこで,本研究ではソルガム品種「葉月」を散播厚播きした直後に数種の土壌撹拌と鎮圧方法を組合せた土壌表層処理を行い,出芽に及ぼす影響を検討した。播種後にロータリにより深さ5cm程度の土壌撹拌を行うと,鎮圧の有無・強さに関係なく高い出芽率が得られた。播種後に土壌撹拌を全く行わない場合,無鎮圧は勿論のこと軽い鎮圧でも十分な出芽率が得られなかったが,中度あるいは強度の鎮圧を行うと出芽率が増加した。播種直後に強度の土壌撹拌を行うと出芽が抑制され,特に鎮圧が組み合わされると出芽率は目立って低下した。以上の結果から,ソルガムの出芽を安定的に高く維持するには軽度に土壌撹拌するか,土壌撹拌しない場合は,中度あるいは強度の鎮圧する方法が望ましいと考えられた。
Keywords:散播; 出芽; ソルガム; 鎮圧; ロータリ撹拌;


ソルガム・スーダングラス市販品種における再生性の評価
北陸作物学会報,(41):117-118 2006(Mar. 31)
Author:春日 重光; 仲谷 侑子; 船越 裕子; 松本 理絵; 野宮 桂;
Abstract:ソルガムおよびスーダングラスの市販品種における再生性の品種・タイプ間差異をもとに再生性の評価法について検討した.その結果,1番草刈取り2週間後の草丈と茎数を指標とすることで,ソルガム類の再生性は,従来より,再生性に劣るといわれる子実型,兼用型,ソルゴー型(Sorghum bicolor Moench)と再生性に優れるスーダングラス(Sorghum sudanense (Piper) Stapf)および子実型ソルガムとスーダングラスのF_1であるスーダン型に区分された.
Keywords:再生性; 市販品種; スーダングラス; ソルガム; 評価法; 品種間差異;


ソルガム×スーダングラスのF_2集団における再生性の評価
北陸作物学会報,(41):114-116 2006(Mar. 31)
Author:松本 理絵; 春日 重光; 仲谷 侑子; 船越 裕子;
Abstract:子実型ソルガム「那系MS-3B」とスーダングラス「Greenleaf」およびそのF_2集団について2番草の再生性の評価を行った.F_2集団では,1番草の草丈のピークは花粉親であるGreenleafのピークとほぼ一致し,茎数のピークは両親系統の中間の値を示した.一方,再生草の草丈については各親系統に一致する2つのピークが認められた.また,再生草の草丈と茎数の関係から,刈り取り2週間後の再生草草丈70cm以上,再生草茎数5本以上の個体を選抜することで,スーダングラスに近い再生性をもつ個体群を選抜できる可能性があると考えられた.さらに,F_2集団における茎数の分離比からスーダングラスの多茎形質は単一の主導遺伝子により支配され,劣性ホモで多茎になると考えられた.これらのことから多けつ性個体への子実ソルガムの戻し交配は,再生性に優れた子実ソルガムの育成に有効であると考えられた.
Keywords:遺伝解析; 再生性; スーダングラス; ソルガム;


ソルガム遺伝資源の特性評価
信州大学農学部AFC報告,(4):83-90 2006(Mar.)
Author:春日重光;野宮桂;松本理絵
Keywords:遺伝資源,スーダンダラス,ソルガム,抵抗性,紫斑点病


ライムギ市販品種の特性評価と品種内変異について
北陸作物学会報,(41):122-124 2006
Author:仲谷侑子;春日重光;船越裕子;松本理絵


引き抜き抵抗値によるソルガムの選抜効果
北陸作物学会報,(41):119-121 2006
Author:船越裕子;春日重光;仲谷侑子;松本理絵


ソルガム群落における光スペクトルの垂直分布
日本作物学会講演会要旨集,221:278-278 2006
Author:笠島 真也; 井上 直人; 藤田 かおり; 加藤 昌和; 春日 重光;


準高冷地における極早生水稲品種「きらりん」の特性について
大学農場研究,(29):27-29 2006
Author:丸山悟;春日重光


飼料用ソルガム(Sorghum bicolor Moench)の散播・密植栽培による雑草防除
日本草地学会誌,51(2):152-156 2005(Jul. 15)
Author:水流 正裕; 渡辺 晴彦; 春日 重光; 百瀬 義男;
Abstract:飼料用ソルガムはトウモロコシに比べて初期生育が劣り, また適した除草剤が少ないために雑草対策が栽培上の重要な課題である。そこで本研究では, 飼料用ソルガムの散播・密植栽培において耕種的に雑草を防除するための播種量の検討を行った。供試草種は, ソルガム(品種: 葉月)とスーダングラス(品種: HSK-1)で, 播種量はソルガムでは10a当たり2kg, 5kgおよび8kg, スーダングラスは4kgとした。播種量の増加に伴い草丈は低く, 稈径は小さく, 茎数は多くなった。播種量が多いと乾物収量は多くなり, 雑草量は少なかった。無除草剤栽培において収穫時の雑草量は, 播種量が多く, 茎数の増加に伴い減少した。乾物収量は, 茎数の増加に伴い斬増した。ソルガムの乾物収量と雑草の発生量からみた最適茎数(個体数)は, 200本/m^2程度であり, この茎数は飼料用ソルガムを散播で播種量を8kg/10aとすることで確保でき, 無除草剤栽培が可能と考えられた。
Keywords:雑草防除; 散播栽培; ソルガム; 密植栽培;


殺虫剤による飼料用ソルガムの薬害に関する遺伝的解析
北陸作物学会報,(40):119-120 2005(Mar. 31)
Author:郷道 恵; 春日 重光; 野宮 桂; 有時 直哉; 石田 時光;
Abstract:飼料用ソルガム親自殖系統JN43, JN287およびそれらのF_1, F_2集団を用いて有機リン系殺虫剤による薬害についてその遺伝的解析を試みた.JN287では薬害が発生し, 一方, JN43およびF_1では薬害の発生は認められなかった.さらに, F_2集団における薬害の(発生なし):(発生あり)の分離比は3:1の分離比に適合(0.100Keywords:遺伝的解析; 主働遺伝子; ソルガム; 薬害; 有機リン系殺虫剤;


準高冷地における早刈りライムギの選抜の可能性
北陸作物学会報,(40):116-118 2005(Mar. 31)
Author:有時 直哉; 春日 重光; 野宮 桂; 石田 時光; 郷道 恵;
Abstract:市販されているライムギ8品種の生育・収量を調査し, 出穂始期までの早刈りに適した品種選抜の可能性について検討した.4月22日の出穂前の刈り取りにおいて多収を示す品種はなかったが, ハルミドリおよび緑春の乾物収量は5月6日の出穂始期でほぼピークに達し, 特にハルミドリについては他の品種に比べ多収となり, 比較的早刈りに適していると考えられた.刈り取り後の圃場静置条件下での乾物率は, 5月6日刈り取りでは, 春香とサムサシラズを除き, 刈り取り2日後で40〜45%の乾物率を示し, ロールベールサイレージ調製が可能であると考えられた.以上より, 標高740m前後の準高冷地においてロールベールサイレージ利用を前提として, 出穂始期までの早刈りに適した品種の選抜は可能であると考えられた.
Keywords:乾燥速度; 早刈り; 品種選抜; ライムギ; ロールベールサイレージ;


スーダングラス育種素材の特性評価
北陸作物学会報,(40):113-115 2005(Mar. 31)
Author:野宮 桂; 春日 重光;
Abstract:市販のスーダングラス3品種を含むスーダングラス育種素材60品種・系統を供試し, 再生性, 耐病性および自殖稔性を中心に特性評価を行った.刈取2週間後の再生草の草丈と茎数の間には有意な正の相関が認められた(r=0.68^<**>).再生草の草丈と茎数から再生力を見ると, HSK-1が最も優れており, 次いでPiperが優れていた.また, 刈取2週間後の草丈, 茎数からみた再生力と高消化性遺伝子tanの有無および茎の乾汁性との間には一定の関係は認められなかった.評価した純系育種素材の中では, 再生力についてIS3237が優れていた.また, 耐病性については, すす紋病に強い系統が4系統, 紫斑点病抵抗性は32系統認められた.供試品種・系統の自殖稔性は26.7〜93.1%であり, 65%以下が14系統認められた.
Keywords:再生性; 自殖稔性; スーダングラス; すす紋病; 耐病性; 紫斑点病;


UV-A・Bの照射と風の複合刺激がソルガムの紋枯病抵抗性に及ぼす影響
北陸作物学会報,(40):110-112 2005(Mar. 31)
Author:春日 重光; 橋本 めぐみ; 郷道 恵; 野宮 桂; 井上 直人;
Abstract:F_2集団「S.D.102 (PP)×M36001 (pp:tan)」およびその両親系統を用い, ソルガムの幼苗期における紫外線UV-A・Bの照射と風の複合刺激が, ソルガムの紋枯病抵抗性に及ぼす影響について検討した.その結果, 紫外線照射(UV-A, B)と風の複合刺激は, ソルガムの遺伝子型pp (tan)において紋枯病抵抗性を高める可能性があると考えられた.
Keywords:紫外線; ソルガム; 病害抵抗性; 紋枯病;


タチガレンおよびバイオルートが水稲苗の生育に及ぼす影響
北陸作物学会報,(40):41-43 2005(Mar. 31)
Author:石田 時光; 春日 重光; 丸山 悟; 野宮 桂; 有時 直哉; 郷道 恵; 宮本 奈生子; 井上 直人; 萩原 素之; 太田 保夫;
Abstract:水稲育苗における微生物資材であるバイオルートの効果およびタチガレンとの併用効果について検討した.その結果, バイオルートとタチガレンを併用すると, 苗の伸長が促進された.また, バイオルートの施用により, 分枝根や根毛の増加が観察された.これらのことから, 水稲育苗において, バイオルートあるいはタチガレンの単施用に比べ, バイオルートとタチガレンの併用が, 水稲苗の生育により効果的であると考えられた.
Keywords:育苗; 水稲; タチガレン; バイオルート;


湛水と畑条件下における有機質資材からのエチレン生成の比較
北陸作物学会報,(40):96-99 2005
Author:沼田泰宜;井上直人;春日重光;萩原素之;太田保夫


Inheritance of photoperiod-sensitivity genes controlling flower initiation in sorghum,Sorghum bicolor Moench
Grassland Science,51(1):55-61 2005
Author:Isao Tarumoto;Masanori Yanase;Hiroki Kadowaki;Tohru Yamada;Shigemitu Kasuga


93 普通ソバとダッタンソバ種子の活性酸素消去部位の解析
日本作物學會紀事,73(2):186-187 2004(Oct. 20)
Author:藤田 かおり; 井上 直人; 萩原 昌司; 笠島 真也; 楊 重法; 加藤 昌和; 春日 重光;


スーダングラス市販品種の再生性, 耐病性および自殖稔性に関する特性評価
北陸作物学会報,(39):75-77 2004(Mar. 31)
Author:野宮 桂; 春日 重光;
Abstract:スーダングラスの16の市販品種・系統を用いて, それらの再生性, 耐病性, および自殖稔性について特性評価を行った.2番草の草丈と茎数に有意な正の相関が認められた(r=0.88).再生草の草丈, 茎数から再生性を見ると, HSK-1が最も優れており, 次いでPiper(全農, 日総, カネコ, 雪印)が高く, HS9401の再生性は劣っていた.HS9401はすす紋病に対し最も優れた抵抗性を示した.Green Leafは紫斑点病抵抗性と考えられた.供試品種・系統の自殖稔性は54.9〜85.9%であった.10品種・系統において2.9〜12%の不稔個体が認められた.
Keywords:再生性; 自殖稔性; スーダングラス; すす紋病; 耐病性; 紫斑点病;


ソルガムの細胞質雄性不稔系統に発生する小穂形成不全改良の可能性について
北陸作物学会報,(39):69-71 2004(Mar. 31)
Author:春日 重光; 野宮 桂;
Abstract:ソルガム細胞質雄性不稔系統(A1 細胞質)に発生する小穂形成不全について, その発生が著しい「MS21.R.S.3048A」とほとんどない「MS184.ATx624」を用いて, 小穂形成不全の育種改良の可能性について検討した.その結果, MS184.ATx624の維持系統を花粉親として戻し交配することにより, MS21.R.S.3048Aの小穂形成不全を減少させることができた.この小穂形成不全は, 核遺伝子と細胞質の相互作用により発現する形質であるが, 核遺伝子によってコントロールできる遺伝形質であり, 戻し交配親(維持系統)の小穂形成不全に関する選抜を行うことで育種改良が可能である.
Keywords:維持系統; 一代雑種; 細胞質雄性不稔; ソルガム; 戻し交配;


散播・密植栽培した高消化性ソルガム「葉月」の出芽に及ぼす播種後のロータリ攪拌法と鎮圧条件の影響
日本草地学会誌,50:70-71 2004(Mar. 26)
Author:水流 正裕; 百瀬 義男; 後藤 和美; 春日 重光; 渡辺 晴彦;
Keywords:sorghum; broadcast; close planting; rotary tilling; compacting;


スーダングラスの形態的特性からみた再生力の評価
日本草地学会誌,50:320-321 2004(Mar. 26)
Author:野宮 桂; 春日 重光; 酒井 芳夫; 小川 淳; 橋本 めぐみ; 兀下 大輔; 高井 智之; 海内 裕和;
Keywords:Cutting time; Sudangrass; Regrowth; Varietal difference;


ソルガムの高消化性遺伝子と引き抜き抵抗の関係について
日本草地学会誌,50:318-319 2004(Mar. 26)
Author:春日 重光; 酒井 芳夫; 野宮 桂; 兀下 大輔; 小川 淳; 橋本 めぐみ; 海内 裕和; 高井 智之;
Keywords:Bloomless; Brown midrib; digestibility; Sorghum; vertical pull resistance;


ソルガムの紋枯病および紫斑点病複合抵抗性素材の圃場選抜方法について
日本草地学会誌,50:316-317 2004(Mar. 26)
Author:春日 重光; 橋本 めぐみ; 野宮 桂;
Keywords:Resistance; Sheath Blight; Sorghum; Target spot;


国際会議報告 第1回AFC国際シンポジウム「アジアにおける持続型農業への取り組みとその技術」報告と講演要旨
信州大学農学部AFC報告,(2):95-102 2004(Mar.)
Author:中村 寛志; Tayutivutikul Jiraporn; Robbani Mahbub; 豊嶋 悟郎; 濱野 光市; 春日 重光; 久馬 忠; 中村 寛志;


ソルガムの紋枯病および紫斑点病複合抵抗性素材の圃場選抜方法について
信州大学農学部AFC報告,(2):31-33 2004(Mar.)
Author:春日重光;橋本めぐみ;野宮桂
Abstract:土壌伝染性で株元に病原菌を接種する紋枯病抵抗性検定と、通常は胞子懸濁液の捲き葉内接種を行う紫斑点病抵抗性検定について、大麦穀粒を用いた2病害同時接種による抵抗性の評価を行った。その結果、2病害同時接種による圃場接種検定による選抜は可能であるが、紫斑点病罹病個体の紋枯病抵抗性が低下することから、紋枯病・紫斑点病複合抵抗性素材の選抜・育成では、(1)紫斑点病抵抗性個体の選抜、(2)紋枯病抵抗性の評価の手順が効率的であると考えられた。
Keywords:ソルガム,複合抵抗性,紋枯病,紫斑点病


準高冷地におけるイタリアンライグラスの多回刈り適性
北陸作物学会報,(39):72-74 2004
Author:兀下大輔;春日重光;五十嵐弘昭;野宮桂;酒井芳夫;小川淳;橋本めぐみ


たかきび(ソルガム)粉の活性酸素消去能における品種間差異
年報,2004:183-188 2004
Author:春日 重光;


紋枯病によるソルガムの減収程度と紋枯病抵抗性の関係
日本草地学会誌,49(2):125-128 2003(Jun. 15)
Author:春日 重光; 井上 直人;
Abstract:ソルガム紋枯病(Rhizoctonia solani Kuhn)に対する抵抗性育種素材を選抜するため,その際に指標となる減収程度と紋枯病抵抗性の関係について検討した。試験は1985年に行い,用いた材料はグレイン型,兼用型,ソルゴー型で合計72品種・系統である。1品種・系統当り15個体について,AG-1菌糸融合群に属する病原菌を,播種から2ヵ月後に半覆土法によって接種した。罹病調査は成熟期に行い,病原菌を接種した10個体について葉鞘高(HF),病斑高(HL)を測定し,圃場抵抗性の指標として病斑高率(RLH ; HL/HF,%)を求めた。また,1品種・系統当り5個体の病原菌接種株および非接種株の乾物収量を測定し,減収程度の指標として次式で相対乾物重(RDM)を求めた。RDM = 接種株の乾物重÷非接種の乾物重(%)病原菌接種による発病は順調で,接種株の草丈,桿長,葉鞘高,穂長および穂首の抽出長は非接種株より有意に減少した。供試品種・系統の病斑高(HL)は9cm-70cm,病斑高率(RLH)は7.4%-100%,相対乾物重(RDM)は24.8%-100%で,紋枯病の罹病程度および減収程度に大きな変異が認められた。RLH (x)とRDM (y)の関係は1/y = 0.0100+0.0002 (x-14.2) (R^2 = 0.742)の逆数モデルに適合し,減収が始まるRLHは14.2%であった。HLとRLHの関係から導かれた紋枯病抵抗性系統の圃場における接種検定の選抜基準,病斑高20cm以下,病斑高率20%以下による選抜は,RLHとRDMの関係から見ても減収程度の少ない抵抗性品種の育成に適当であると考えられた
Keywords:逆数モデル; 減収程度; ソルガム; 抵抗性; 紋枯病; Rhizoctonia solani Kuhn;


高消化性遺伝子 bmr-18 を持つソルガム一代雑種親自殖系統「JN358」の育成
北陸作物学会報,(38):73-75 2003(Mar. 31)
Author:春日 重光; 海内 裕和; 我有 満; 荻原 英雄; 滝沢 康孝;
Abstract:"JN358" is a new sorghum selfed line developed in 2001 at Nagano Animal Industry Experiment Station. It was derived from the cross between "F_6-3A-5" and "74LH3213" by the pedigree method. "F_6-3A-5" is a homozygote retaining bmr-18 (brown midrib-18) and bm (bloomless) genes, which was released at National Grassland Research Institute. "JN358" belongs to the extremely early maturing group. It is a homozygous bmr-18, therefore its digestibility of stover is higher than "Senkinshiro" without bmr-18 gene. Furthermore, the superior characteristics of this line are combining abilities for yield, lodging resistance and disease resistance.
Keywords:褐色中肋; 組合せ能力; 消化性; 自殖系統; ソルガム;


6-16 ソルガム類の再生性における品種・タイプ間差異
日本草地学会誌,49:358-359 2003(Mar. 24)
Author:春日 重光; 五十嵐 弘昭; 野宮 桂; 濱野 光市;
Keywords:Sorghum; Sudangrass; regrowth; varietal difference; cutting time;


4-14 ソルガム類における茎葉部乾燥特性の品種間差異
日本草地学会誌,49:256-257 2003(Mar. 24)
Author:春日 重光; 五十嵐 弘昭; 野宮 桂; 濱野 光市;
Keywords:Sorghum; Sudangrass; drying rate; varietal difference; cutting time;


2-1 ライムギの散播栽培における収量性、収穫ロスおよびロールベールサイレージ品質を考慮した適性播種量
日本草地学会誌,49:78-79 2003(Mar. 24)
Author:水流 正裕; 春日 重光; 渡辺 晴彦; 百瀬 義男;
Keywords:rye; seeding rate; harvest loss; fermentative quality;


ソルガムの紋枯病(Rhizoctonia solani Kuhn)抵抗性品種の育成に関する研究
信州大学農学部AFC報告,(1):1-34 2003(Mar.)
Author:春日 重光;
Abstract:著者は以上のようなソルガム育種を取り巻く状況から、ソルガムの紋枯病についてAG-1菌糸融合群に対する圃場抵抗性の育種的改良を目的として、紋枯病による圃場抵抗性の品種間差異の検討と紋枯病による被害程度の検討を行い、圃場検定における選抜基準の設定とその選抜基準を用いた抵抗性品種育成の可能性を検討した。また、抵抗性の遺伝的機作とそれに基づく選抜方法を検討するため、ダイアレル交配による抵抗性の解析を試みた。さらに、高品質育種のために導入したbmrなどの高消化性遺伝子が紋枯病抵抗性に及ぼす影響を検討し、紋枯病抵抗性で品質に優れた母本の育成の可能性について検討した。これらの結果、育種現場における紋枯病抵抗性の検定と評価法、抵抗性母本の育成方法および高消化性遺伝子を導入した紋枯病抵抗性母本育成の手法について成果を得た。そして、これらの知見をもとに高消化性遺伝子bmr-18を持ち、実用レベルの紋枯病抵抗性を持つ新品種「葉月」(1998年)、「秋立」(2001年)を育成し、農林登録を行い普及に移したので、ここに研究成果の大要を報告する。


消化性に優れるソルガム新品種「秋立」
北陸作物学会報,(38):76-78 2003
Author:春日重光;海内裕和;我有 満


Relationships between the yield loss and the resistance to sheath blight(Rhizoctonia solani Kuhn) in Sorghum
Grassland Science,49(2):125-128 2003
Author:Kasuga S.;N. Inoue


2-17 高消化性ソルガム「葉月」の散播・密植栽培による雑草の耕種的防除技術
日本草地学会誌,48:96-97 2002(Sep. 21)
Author:水流 正裕; 春日 重光; 渡辺 晴彦; 百瀬 義男;
Keywords:sorghum; digestibility; planting density; herbicide; broadcast;


高消化性ソルガム品種の育成とその飼養利用(3)2.高消化性遺伝子を利用したソルガム新品種「葉月」の育成
畜産の研究,56(5):565-569 2002(May)
Author:春日 重光;


高消化性ソルガム品種の育成とその飼養利用(2)2.高消化性遺伝子を利用したソルガム新品種「葉月」の育成
畜産の研究,56(4):465-469 2002(Apr.)
Author:春日 重光;


「ソルガム×スーダングラス」の連鎖地図を用いた再生性・耐病性に関するQTL解析
育種学研究 = Breeding research,4(1):- 2002(Mar. 30)
Author:海内 裕和; 春日 重光; 我有 満; 長村 吉晃; 矢野 昌裕; 佐々木 卓冶;


褐色中肋および無白粉形茎遺伝子がソルガムの紋枯病抵抗性に及ぼす影響
日本草地学会誌,47(3):256-261 2001(Aug. 15)
Author:春日 重光; 井上 直人; 海内 裕和; 渡辺 晴彦;
Abstract:高消化性遺伝子である褐色中肋遺伝子(bmr-18)および無白粉形茎遺伝子(bm)がソルガム紋枯病(Rhizoctonia solani Kuhn)の圃場抵抗性に及ぼす影響を明らかにするため, これら2つの高消化性遺伝子に関するホモ接合体である自殖系統F_6-3A-5を種子親に, これらの遺伝子を持たない自殖系統を花粉親にした組み合わせであるF_6-3A-5×74LH3213のF_2集団を用い, 表現型別の紋枯病抵抗性を比較した。供試個体は表現型により, 高消化性遺伝子の発現なし(N), 褐色中肋のみ発現(bmr-18), 無白粉形茎のみ発現(bm), 褐色中肋と無白粉形茎の両方を発現(bmr-18+bm)の4タイプに分類された。葉鞘高と出穂期は抵抗性の判定結果に影響する形質であるが, 4タイプの間で顕著な差は無かった。bmの病斑高率と病斑高はNおよびbmr-18よりも低く, 紋枯病抵抗性の改良効果があることが推察された。また, bmr-18とNでは, 病斑高率と病斑高の間には有意な差はなかった。これらのことから, bmおよびbmr-18遺伝子の利用によって紋枯病抵抗性を持つ高消化性品質の育成が可能と考えられた。
Keywords:褐色中肋遺伝子; 高消化性遺伝子; ソルガム; 抵抗性; 無白粉形茎遺伝子; 紋枯病;


ソルガム紋枯病抵抗性のダイアレル分析.
日本草地学会誌,47(1):45-49 2001(Apr. 15)
Author:春日 重光; 井上 直人;
Abstract:ソルガム紋枯病 (Rhizoctonia solani Kuhn) の圃場抵抗性の遺伝を調べるためにフル・ダイアレル分析を実施した。用いた材料は抵抗性が大きく異なる子実型5系統である。高い病原性を示すAG-1菌糸融合群を播種から2ヵ月後に半覆土法によって接種した。成熟期に葉鞘高 (HF), 病斑高 (HL) そして病斑高率 (RLH) を求めた。RLHの相加・優性効果は1%で有意であり, エピスタシスの無い相加・優性モデルに適合した。狭義および広義の遺伝率は, 0.773と0.935であった。HLでは相加効果は有意であったが, 優性効果は認められなかった。HFは相加・優性モデルに適合しなかった。RLHに関して抵抗性親と中間親の平均値と一代雑種の間には高い正の相関が認められた (r=0.942, p<0.001)。RLHの相加効果は優性効果よりも大きかったので, 選抜初期世代からの選抜効果は高いと考えられた。
Keywords:遺伝率; ソルガム; ダイアレル分析; 抵抗性; 紋枯病; Rhizoctonia solani Kuhn.;


6-14 高消化性遺伝子"bmr-18"を導入したソルガム自殖系統の組合せ能力について
日本草地学会誌,47:338-339 2001(Mar. 31)
Author:春日 重光; 海内 裕和;
Keywords:Sorghum; Brown midrib; Combining ability; Heterosis; QTL analysis;


6-13 高消化性遺伝子の導入によるスーダン型ソルガムの生育・収量について
日本草地学会誌,47:336-337 2001(Mar. 31)
Author:春日 重光; 海内 裕和;
Keywords:Sorghum; Sudangraas; Brown midrib; Bloomless; dry matter yield;


2-14 高消化性ソルガム「葉月」の除草剤を使用しない散播栽培における適正播種量
日本草地学会誌,47:106-107 2001(Mar. 31)
Author:水流 正裕; 渡辺 晴彦; 春日 重光;
Keywords:sorghum; digestibility; planting density; herbicide; broadcast;


飲料用高品質ソルガムの品質評価と育成に関する研究
日本草地学会誌,47(1):3-6 2001(Mar. 31)
Author:春日 重光; 渡辺 晴彦; 井上 直人; 我有 満; 海内 裕和;


3-15 bmr遺伝子導入ソルガム「葉月」の牛に対する栄養価
日本草地学会誌,46:128-129 2000(Jul. 19)
Author:石田 元彦; 安藤 貞; 西田 武弘; 河本 英憲; バヤル エルデン; 春日 重光;
Keywords:葉月; ソルガム; 栄養価; bmr遺伝子;


3-10 ソルガム細胞質雄性不稔系統における不稔性発現の変異とその要因の検討
日本草地学会誌,46:118-119 2000(Jul. 19)
Author:樽本 勲; 足立 絵美; 森川 利信; 簗瀬 雅則; 藤森 雅博; 春日 重光;
Keywords:Air temperature; Cytoplasm; Male fertility; Sorghum;


ソルガム紋枯病における圃場接種検定と選抜による抵抗性の改良
日本草地学会誌,46(1):34-38 2000(Apr. 30)
Author:春日 重光; 井上 直人;
Abstract:ソルガム紋枯病(Rhizoctonia solani Kuhn)に対する抵抗性の強いF_1, 品種を育成するために, 圃場接種検定をもとにした選抜の有効性を検討した。抵抗性の強い品種を種子親にし, 3組合わせの交配を実施した。各組み合わせともF_2世代に約200系統から系統選抜を開始した。病原菌は大麦穀実で培養し, 播種から2カ月後株元に1個体当たり4g散布・覆土してり病させた。収穫期に全個体の病斑高率(病斑高/葉鞘高)を測定し, 平均20%以下の系統のみを選抜しF_5世代まで繰り返した。F_5世代からF_8世代までは1穂1列法により病斑高率に加えて病斑高が30cm以下で劣悪形質の無い系統を選抜した。選抜率は約25%とした。最終的に得られたF_8系統の病斑高率は両親のうちの強い系統と比べて同等がそれ以下となり, 抵抗性の強い実用的な母本が育成された。種子親をRedbine selection 3048Aとし, それらの育成系統を花粉親に用いたF_1, の病斑高率は育成したF_8系統の病斑高率と同等かやや高く, 同じくRedbine selection 3048Aを種子親にしたコマーシャル品種のスズホよりも平均19低い、15%であった。これらのことから, 圃場で病原を接種して病斑高率と病斑高にもとづいて選抜しさらに組み合わせ能力検定することは, 級枯病抵抗性F_1, 品種を育成するのに有効と考えられた。
Keywords:育種; 接種検定; ソルガム; 抵抗性; 紋枯病; Rhizoctonia solani Kuhn;


ソルガム紋枯病抵抗性の品種間差異
日本草地学会誌,46(1):28-33 2000(Apr. 30)
Author:春日 重光; 井上 直人;
Abstract:ソルガム紋枯病(Rhizoctonia Solani Kuhn)の抵抗性に関する育種的改良の素材を見い出すため, 品種間差異を圃場接種検定法によって調査した。用いた材料はグレイン型, 兼用型, ソルゴー型で合計72品種・系統である。その中にはグレイン型から子実用に選抜されたインド型品種, 高梁型品種, 雄性不稔系統を含んでいる。圃場試験は1984年と1985年の2年間行われた。高い病原性を示すAG-1菌糸融合群は播種から2カ月後に半覆土法によって接種された。成熟期に葉鞘高(日F)と病斑高(HL)を測定し, 圃場抵抗性の指標として病斑高率(RLH;HL/HF,%)を求めた。年次が異なってもHL,HFおよびRLHの品種間差異は同じ傾向を示し, 年次間の相関係数はいずれも0.1%水準で有意であり, 再現性が認められた。病気の進展を示すHLと被害程度を示すRLHの関係は一次回帰式に良く適合した(p<0.001)。それらの回帰式はタイプにより異なり, グレイン型と雄性不稔系統群, 兼用型F_1, と高梁型品種群, ソルゴー型とインド型品種群の3つに区別された。草丈を示すHFとRLHの回帰式も同様の3グループに区分された。グレイン型品種群は草丈が同じでもRLHに大きな品種間差がみられた。どのタイプも紋枯病抵抗性を持った優れた遺伝資源を含み, それらに共通する抵抗性判定基準としてはRLHが20%以下でかつHLでは20cm以下が有効と考えられた。
Keywords:接種検定; ソルガム; 抵抗性; 品種; 紋枯病; Rhizoctonia solani Kuhn;


86 群落上の乱流と作物体のゆらぎの関係
日本作物學會紀事,69(1):172-173 2000(Apr. 07)
Author:井上 直人; 春日 重光; 石川 裕彦; 林 泰一;


ケニアで収集したソルガム遺伝資源の特性評価
育種学研究 = Breeding research,2(1):- 2000(Apr.)
Author:春日 重光; 海内 裕和; 鶴見 義朗; KIPSAAT Kamei J.; KARARI Clement K.;


イネDNAマーカーを用いたソルガム×スーダングラスRFLP連鎖地図の構築
育種学研究 = Breeding research,2(1):- 2000(Apr.)
Author:海内 裕和; 春日 重光; 我有 満; 矢野 昌裕; 長村 吉晃; 佐々木 卓治;


bmr(brown midrib:褐色中肋)形質および水溶性物質含量が飼料用ソルガム(Sorghum bicolor Moench,Sorghum sudanense Stapf)の茎葉部の消化性に及ぼす影響
日本草地学会誌,45(4):397-403 2000(Jan. 31)
Author:渡辺 晴彦; 春日 重光;
Abstract:110点のソルカムを糊熟期に収穫し,その茎葉部の消化性をナイロンバッグ法で評価した。第一胃内可消化乾物量は,60.8〜87.4%の変異を示し,イナワラ(56.8%)や乾草(56.0〜61.2%)に相当するものからコーンサイレージ(79.9%)を上回るものがあった。とくに,褐色中肋(bmr)系統は,80%を越える高い消化性を示した。水港性物質量は,21.5〜60.0%の変異を示し,第一胃内可消化乾物量との間に有意な正の相関(r=+0.55)を示した。また,可消化の構造性物質量は,19.2〜57.0%の変異を示し,水溶性物質量との間に有意な負の相関(r=-0.76)を示した。bmr系統の高い消化性は,水溶性物質量よりも,可消化の構造性物資量に起因するもので,普通品種とは異なる消化特性を示した。
Keywords:褐色中肋(bmr); 茎葉; 消化性; 水溶性物質; ソルガム;


ソルガムの出穂開花性に関する遺伝的変異と関与遺伝子の推定
育種学研究,2(2):59-65 2000
Author:樽本 勲; 春日 重光; 海内 裕和; 澤井 晃; 白山 竜次; 南 公宗; 田中 正一; 梁瀬 雅則; 森川 利信;
Abstract:特異な出穂反応を示す風立, 天高などの品種が育成されたことから, ソルガム品種の花芽分化に関する遺伝育種学的研究が必要になった. 風立 (MS138.A× 長品232 (74LH3213)), 天高 (MS79.A× 長品232), スズホ (3048A×長品1684 (千斤白)), ヒロミドリ (390A×Regs. Hegari) とその両親系統の計11品種を供試し, これらを4試験地・7播種期に分けて栽培して止葉抽出期等を調査した. その結果から, 風立および天高は短日により花芽分化が誘導される短日要求型品種, MS138, MS79, Regs. Hegariおよびヒロミドリは初期生育時夜間の低温 (20℃ 以下) により花芽分化が促進される夜低温要求型品種, また長品232: 74LH3213, 3048B, スズホ, 長品1682: 千斤白および390Bは長日と夜低温に中立な品種に分類された. また, これらの結果を基に, ソルガムの花芽分化を制御する温度感応遺伝子と日長感応遺伝子を仮定した.
Keywords:ソルガム; 花芽分化; 出穂反応; 熟性遺伝子; 日長感応性; 温度感応性;


鳥害が飼料用ソルガム(Sorghum bicolor Moench)の収量性と消化性に及ぼす影響
日本草地学会誌,45(1):78-81 1999(Apr. 30)
Author:渡辺 晴彦; 春日 重光;
Abstract:鳥害が飼料用ソルガムの収量性と消化性に及ばす影響について検討した。鳥害を受けた放任区は, 防鳥ネットを設置した防鳥区に比較して, 穂の収量が減少し,茎葉の収量が増加した。また, 第一胃内乾物消失率は, 穂で低下し,茎葉で上昇した。ホールクロップとしては, 収量が減少し, 消化性も低下した。茎葉の単位面積当り収量においては, 鳥害を受けても, 不消化物と構造性の可消化物が変化しなかったのに対して, 水溶性物質の増加によって可消化物の収量が増加した。すなわち, 放任区の茎葉における収量の増加と消化性の上昇は, 子実が食害を受けたことで同化産物が行き場を失った結果, 水溶性物質が茎葉に滞留したためと推察された。以上のように, 鳥害を受けた子実型および兼用型ソルガムは, 穂と茎葉の乾物構成比とそれぞれの消化性が変化して, ソルゴー型ソルガムに近い特性を示した。
Keywords:収量; 消化性; ソルガム; 鳥害;


播種方法および播種量の違いがスーダングラスの生育・収量に及ぼす影響
北陸作物学会報,(34):139-140 1999(Mar. 31)
Author:春日 重光; 今井 沙織; 海内 裕和;
Keywords:スーダングラス; 栽植様式; 乾物収量;


1 番草刈取時期の違いがスーダングラスの生育・収量に及ぼす影響
北陸作物学会報,(34):136-138 1999(Mar. 31)
Author:海内 裕和; 今井 沙織; 春日 重光;
Keywords:スーダングラス; 乾物収量; 2回刈り;


2-7 極晩生種ソルガム「天高」と「風立」の混播栽培による収量性と耐倒伏性の改善
日本草地学会誌,45:150-151 1999(Mar. 20)
Author:渡辺 晴彦; 春日 重光; 海内 裕和;
Keywords:Lodging resistance; Mix seeding; Sorghum; Yield.;


3-5 高消化性遺伝子"bmr-18"および"bm"のソルガム茎葉部の消化性改良効果
日本草地学会誌,45:116-117 1999(Mar. 20)
Author:春日 重光; 渡辺 晴彦; 海内 裕和;
Keywords:Sorghum; Digestibility; Brown midrib; Bloomless; Near inflared reflectance spectroscopy;


3-4 高消化性遺伝子"bmr-18"によるソルガムF_1品種の茎葉部消化性の改良効果
日本草地学会誌,45:114-115 1999(Mar. 20)
Author:春日 重光; 渡辺 晴彦; 海内 裕和;
Keywords:Sorghum; Digestibility; Brown midrib; First filial generation;


ソルガム類サイレージの真の消化率と栄養評価
日本草地学会誌,44(3):240-247 1998(Oct. 31)
Author:井上 直人; 春日 重光;
Abstract:ソルガム類サイレージの各成分の栄養的均一性と真の消化率を調べ, 栄養価を推定する方法を検討した。グレイン型, 兼用型, ソルゴー型, スーダン型ソルガムとスーダングラスに, シュガー型や高消化性遺伝子を保有した系統の茎葉サイレージも加えた19品種・系統由来の21種類を用いて消化試験を行った。見かけの消化率は細胞内容物質(OCC)と細胞壁物質の易消化性分画(Oa)と可溶性無窒素・無繊維物で高く, OCC+Oaの内因性排泄物が約15%, 真の消化率は約100%であった。細胞壁物質の難消化性分画(Ob)の見かけの消化率はbmr-18遺伝子のホモ接合体の系統で最も高く, ノーマル系統と大きく異なった。ノーマル系統のみで見たObの栄養的均一性は高かった。Obの含有率が低い飼料ほどその消化率が低い傾向があり, 易消化性炭水化物合量が消化率を低下させることが原因と考えられた。そこで, Oの消化に関する指数関数モデルを作成した。DOb=α・e^<β・Ob>. ここで, DObは可消化のOb, αとβは定数であり, βは真の消化率の指標である。さらに, これを組み込んだTDNを推定するためのモデル, TDN=OCC+Oa+DOb+biasを求めた。 ノーマル型品種・系統の場合は, α=3.53, β=0.0309, bias=-9.64であり, bmr-18ホモ接合体系統の場合は, α=5.34, β=0.0334, bias=-8.83であった。標準誤差はともに2.1であり, 良好なあてはまりを示した。
Keywords:栄養価; サイレージ; 消化率; 繊維; ソルカム; 内因性排泄物;


3-19 ケニアから収集したギニアグラスの特性 : 1. 形態および出穂期の特徴
日本草地学会誌,44:142-143 1998(Aug. 25)
Author:稲福 政史; 奥村 健治; 鶴見 義朗; 春日 重光;
Keywords:Panicum maximum; Genetic Resources; Kenya; Heading Date;


ケニアにおけるソルガム属草種の遺伝資源の探索収集
植物遺伝資源探索導入調査報告書,(13):123-151,図巻頭1p 1997(Dec.)
Author:鶴見 義朗; 春日 重光; Kipsaat Kamei J.;


日長反応の温度依存性に着目したソルガム品種の分類
日本草地学会誌,43(1):62-63 1997(Apr. 30)
Author:中野 淳一; 魚住 順; 春日 重光; 中川 仁;
Keywords:温度; ソルガム; 日長反応;


黒毛和種繁殖牛におけるソルガムサイレージの嗜好性の品種系統間差異 : 2. 一対比較法による嗜好性の評価
日本草地学会誌,41(2):145-151 1995(Jul. 30)
Author:渡辺 晴彦; 春日 重光; 我有 満; 荻原 正義;
Abstract:ソルガムサイレージに対して黒毛和種の繁殖牛が示す嗜好性について,ソルガムの品種系統間の差を捉えることが可能かどうかを検討するために試験を行った。ソルガム10品種系統(子実型:3,兼用型:1,ソルゴー型:5,スーダングラス:1)とトウモロコシ1品種の計11品種系統を供試し,子実型および兼用型ソルガムを中心とした高嗜好性グループとソルゴー型ソルガムを中心とした低嗜好性グループの2群に分けて,2回の試験を実施した。嗜好順位が供試品種系統の中位にあると想定される"シュガーグレイズ"(ソルゴー型・糖蜜タイプ)を両グループに配置した。試験は黒毛和種の繁殖牛(維持期)6頭をパネルとして用い,1日を単位として任意の2試料の組合わせを自由に選択採食させる一対比較法で実施した。得られた試料の乾物採食比率を5点法(-2点〜+2点)で評価して集計し,シェッフェの方法(中屋の変法)で平均嗜好度の差の検定を行った。供試した品種系統の間には有意な嗜好性の差が認められ,高嗜好性グループの嗜好順位は,上位から"P 3352"^A>"F_6-3 A-5"^B≧"スズホ"^B>"BR48"^C≧"GS 401"^≧"シュガーグレイズ"^D,同様に低嗜好性グループの嗜好順位は,"HS 33"^A≧"FS 4"^≧"シュガーグレイズ"^B>"風立"^C>"ホウキモロコシ"^D≧"天高"^D(異文字間:p<0.05)だった。子実型および兼用型ソルガムとソルゴー型ソルガムの間の差が大きく,ソルガムのタイプ別の分類特性から考えると,乾物収量,稈長,穂・茎・葉の構成比および茎葉の消化性などが嗜好性に影響することが示唆された。
Keywords:一対比較法; 黒毛和種; サイレージ; 嗜好性; ソルガム;


黒毛和種繁殖牛におけるソルガムサイレージの嗜好性の品種系統間差異 : 1. キャフェテリア法による嗜好性の評価
日本草地学会誌,41(2):140-144 1995(Jul. 30)
Author:渡辺 晴彦; 春日 重光; 我有 満; 荻原 正義;
Abstract:黒毛和種の繁殖牛がソルガムに対して示す嗜好性について,ソルガムの品種系統間の差を捉えることが可能かどうか検討するために嗜好試験を行なった。黒毛和種の成雌牛6頭をパネルとして用い,ソルガム6品種系統(ソルゴー型:3,兼用型:1,子実型:2)およびトウモロコシ1品種の計7種のサイレージを供試した。試験は1日を単位として,最も選択性の高いサイレージを順次除外して反復するオミット方式のキャフェテリア法で実施した。得られた結果は供試牛6頭の選択順位の和として集計し,フリードマンの検定およびクレーマーの検定で,サイレージに対する牛の反応の一致性と選択性の差について検討した。供試した7種のサイレージに対して6頭の黒毛和種の繁殖牛が示す嗜好性には有意(p<0.01)な一致性が認められ,その順位は上位から"P3352">"F_6-3A-5"≒"スズホ"≒"BR48">"シュガークレイズ">"FS 902"≧"天高"の傾向にあるものと思われた。タイプ別には子実型および兼用型ソルガムの嗜好性がソルゴー型ソルガムを上回ったが,トウモロコシを上回るソルガムの品種系統はなかった。
Keywords:キャフェテリア法; 黒毛和種; サイレージ; 嗜好性; ソルガム;


36 高消化性遺伝子(bmr-18とbm)を保有した兼用型ソルガムのホールクロップサイレージの消化率と栄養価
日本作物學會紀事,63(2):71-72 1994(Aug. 28)
Author:井上 直人; 春日 重光;


ソルガムの F_1 採種における収穫・乾燥ならびに脱穀方法について
北陸作物学会報,(28):87-89 1993(Mar. 31)
Author:春日 重光; 滝沢 康孝;
Keywords:穀粒水分; 採種; ソルガム;


ソルガム導入品種の紋枯病抵抗性 : 病斑高と病斑高率からみた抵抗性の品種間差異
北陸作物学会報,(28):85-86 1993(Mar. 31)
Author:春日 重光; 我有 満;
Keywords:ソルガム; 抵抗性; 紋枯病;


ソルガムサイレージにおける栄養価のタイプ間差異
日本草地学会誌,37(1):20-28 1991(Apr. 30)
Author:井上 直人; 春日 重光;
Abstract:飼料用ソルガムの育種目標に関係の深い栄養価のタイプ間差異について検討するため,ソルゴー型ソルガム(4品種・系統)と兼用型ソルガムとトウモロコシ計7種類について,それぞれの適期に収穫してホールクロップサイレージ調製し,山羊を用いて消化試験を行った。また13品種・系統のソルガムとトウモロコシ1系統について茎葉サイレージの消化率も調べた。ホールクロップサイレージでのNDFとADFの含量はソルゴー型>兼用型>トウモロコシの順となり,各型の差は10%以上あった。ソルゴー型ソルガムのサイレージは水分含量とpHが高く,総酸量が少なく,全窒素に占める揮発性塩基態窒素の割合が高い傾向であった。乾物と有機物と可溶無窒素物の消化率および可消化有機物含量とTDN含量は,兼用型に類似した消化性を示したソルゴー型のSugar Grazeを除けば,トウモロコシ>兼用型>ソルゴー型の順となり,各型の差は10%以上であった。茎葉部のサイレージの乾物中の可消化乾物含量(DDM)は,兼用型のスズホ(糊熟期)でもっとも低く,トウモロコシ(黄熟期)と比べると18%の差があった。一方brown midrib-18とbloomless遺伝子を持つグレイン型のF_6-3A-5(糊熟期)のDDMは61.8%とトウモロコシ並に高く,変異の幅は大きかった。このことは同じタイプであっても,遺伝子型によって栄養価がかなり異なることを示している。また,兼用型ソルガムのホールクロップのTDN含量は,これらの遺伝子を利用して茎葉部の消化率を改善することにより,トウモロコシ程度に引き上げることが可能と推察される。
Keywords:育種目標; 栄養価; 茎葉郭; サイレージ; 消化率; ソルガム;


不稔がトウモロコシサイレージの品質と栄養価に及ぼす影響
日本草地学会誌,36(4):354-361 1991(Jan. 31)
Author:井上 直人; 春日 重光;
Abstract:遺伝・環境条件が同じ時,子実が着粒しなくてもホールクロップの乾物及びエネルギー収量は着粒したものに対して有意差が認められない場合があるが,そのサイレージの成分,発酵品質,消化率や栄養価にも差が無いとすれば,飼料用トウモロコシの育種目標に関係する重要な現象である。そこで,これらの点について検討するため,黄熟期にサイレージ調製し,山羊を用いた全糞採取法による消化試験を行った。供試材料は,細胞質雄性不稔を利用した稔性回復の見られない単交雑種2系統(N28 CmsHt×A257とB37 CmsHt×Pa91)で,1987年に長野県塩尻において栽植密度556本/aで栽培した。不稔区は放任し,稔実区は人工受粉により着粒させたもので,収穫時のホールクロップの乾物中の子実含量は稔実区で平均44.6%,不稔区で平均7.1%である。不稔区のサイレージは稔実区に比べ,硝酸態窒素の含量で差が無く,乾物率,粗脂肪,デンプン,可溶性無窒素物(NFE),可溶無窒素・無繊維物(NCWFE),細胞内容物(OCC)の含量は相対値でそれぞれ75,61,51,87,72,77%に低下した。逆に粗蛋白質,粗繊維,細胞壁物質(OCW),NFE中の繊維は相対値で122,145,143,145%に増加した。不稔がサイレージの成分に及ぼす影響は,ステージの遅延と類似していた。発酵品質について,pH,有機酸組成,FLIEG評点,総窒素中の揮発性塩基態窒素の含量率を見ると,区間に明らかな差は認められなかった。不稔区の消化率は,乾物,有機物,粗脂肪,NFE,OCC,NCWFEで稔実区に比べ有意に低く,相対値でそれぞれ89,90,84,87,85,94%になった。逆に,粗蛋白質,粗繊維,OCW,NFE中の繊維ではそれぞれ106,105,110,118%と上昇した。この結果,不稔区の可消化有機物(DOM)とTDNは,稔実区に比べ有意に低下し,DCPでは高くなった。不稔区のDOM,TDN,DCPは相対値で89,87,128%となり,凍結・真空乾燥法を用いて評価しても同様の傾向になった。これらのことから計算すると,遺伝・環境条件が同じ場合,子実含有率の1%の低下により,ホールクロップの乾物中のDOM含量は平均0.179%,TDN含量は平均0.216%(いずれも凍結・真空乾燥法による)低下することとなる。子実含量の低下に伴ったホールクロップのTDNの減少が小幅だったのは,子実不稔に対して茎葉部の栄養価が高まる代替的な現象によるものと考えられる。
Keywords:栄養価; サイレージ; 消化率; トウモロコシ; 品質; 不稔;


不稔がトウモロコシの生育,収量及び成分に及ぼす影響
日本草地学会誌,36(4):347-353 1991(Jan. 31)
Author:井上 直人; 春日 重光;
Abstract:トウモロコシ(Zea mays L.)の乾物収量と子実収量の関係について検討するため,1987年に長野県塩尻の隔離圃場において栽培試験を実施した。供試系統は,細胞質雄性不稔を利用した完全不稔の単交雑種2系統(N28 CmsHt×A257とB37 CmsHt×Pa91)で,稔実区は人工受粉により着粒させた。不稔区では,枯れ上がりや病害,倒伏,折損,虫害の割合が低くなった。不稔区の地上部の乾物とエネルギーの総収量は、稔実区との間に有意差が無かった。不稔区の子実収量が稔実区の8%に過ぎなかったB37 CmsHt×Pa91でも,地上部の乾物収量が約14%低下しただけであった。不稔が茎葉部の成分に及ぼす影響は,粗蛋白質と細胞内容物(OCC)の増加に加え,OCWに占める高消化性繊維(Oa)の割合も増加した。不稔により子実割合が低い場合には,乾物やエネルギー収量と同様に,栄養価の上でも雌穂部と茎葉部の間で補償的な現象が起こることが認められた。これは、雌穂部と茎葉部という光合成産物の受容器官の間の同化産物をめぐる配分に起因すると考えられる。
Keywords:エネルギー収量; 茎葉部; 細胞質雄性不稔; 収量; トウモロコシ; 不稔;


Brown midrib-3 トウモロコシ交雑種サイレージの成分,品質及び栄養価
日本草地学会誌,36(3):223-230 1990(Oct. 31)
Author:井上 直人; 春日 重光;
Abstract:ホールクロップサイレージの繊維含量を維持しつつTDN含量を高めるための育種的手段による可能性を追求するために,brown midrib-3遺伝子が交雑種のサイレージの成分,発酵品質と栄養価に及ぼす効果を調べた。供試系統は(正常型近交系[S_4]×bm_3近交系[S_6])×bm_3近交系[S_1}の三元交雑により作成した実験交雑種2系統であり,熟性は極早生である。これらの種子親の2系統の来歴は,アメリカの黄色デント種で,一方花粉親は東欧の白色フリント種であり,bm_3遺伝子をもつ母本の遺伝的背景は異なっている。表現型別に栽植密度625本/aの群落を作り,黄熟期に収穫してホールクロップサイレージを調整した。消化試験は去勢成山羊4頭を用い,予備6日,本試験9日の維持量給与により全糞採取法で実施した。なお飼料総体の乾物中の粗蛋白質(CP)が約12%になるように,尿素を添加して補正した。サイレージの乾物中の子実含量はbm_3表現型で約48%で,正常型と変わらなかった。サイレージの一般6成分並びにデンプン,可溶無窒素・無繊維物(NCWFE),可溶無窒素物(NFE)中の繊維,細胞内容物,細胞壁物質(OCW)の含量は表現型による差がなかった。サイレージの発酵品質は,bm_3表現型で総酸中の酪酸が僅かに少なかった以外には,差が認められなかった。サイレージの繊維の消化率は,bm表現型のほうが,OCWで平均16%高まり,粗繊維で11%,またNFE中の繊維成分では25%上昇した。その結果,可消化有機物(DOM),TDNは正常型に比べ,それぞれ平均4.0%,4.1%上昇し(P<.001),bm_3表現型のTDNは78〜79%に達した。また凍結・真空乾燥法で評価するとbm_3表現型のDOM,TDNでそれぞれ平均76.4%,80.2%に達した。bm_3表現型のTDNが高くなった原因としては,この遺伝子による繊維の消化率の向上の他に,極早生種であったことが考えられた。
Keywords:栄養価; 消化率; 繊維; トウモロコシ; ブラウンミドリブ3遺伝子; ホールクロップサイレージ;


Bipolaris cookei (SACCARDO) SHOEMAKERによるソルガム紫斑点病抵抗性の遺伝
日本草地学会誌,35(4):302-308 1990(Jan. 31)
Author:月星 隆雄; 春日 重光; 君ケ袋 尚志;
Abstract:ソルガムの紫斑点病(病原菌Bipolaris cookei (SACCARDO) SHOEMAKER)に対する抵抗性について検討し,その遺伝様式を明らかにした。ソルガム42自殖系統を供試し,幼苗を用いて噴霧接種による温室内検定を行なったところ,15系統が抵抗性を示した。抵抗性系統上の病斑は非常に小さく,罹病性系統上の大型病斑と容易に区別できた。抵抗性の4系統,罹病性の4系統を選び,圃場で抵抗性検定を行ったところ,幼苗検定の結果と一致した。したがって,本病に対する抵抗性は温室内検定により判別可能であると考えられた。選抜された8系統を用いて,抵抗性(R)×罹病性(S),S×R,R×R,S×Sの組み合わせで交配を行ない,F1,F2および戻し交配系統の温室内検定を行った。R×SおよびS×RのF1はすべて罹病性を示し,F2の分離比も抵抗性:罹病性=1:3の仮説を満たした。また,戻し交配(R×S)×Sにより得た系統はすべて罹病性を示し,(S×R)×Rの場合はほぼ抵抗性:罹病性=1:1の比率で分離した。したがって,本病に対する抵抗性は単一劣性遺伝子支配であると結論される。
Keywords:ソルガム; 抵抗性遺伝様式; 紫斑点病; Bipolaris cookei;


Brown midrib-3 トウモロコシ交雑種の栽培特性及び茎葉部の成分と消化性
日本草地学会誌,35(3):220-227 1989(Oct. 31)
Author:井上 直人; 春日 重光;
Abstract:Brown midrib-3遺伝子(bm_3)が,交雑種の生育・収量並びにホールクロップサイレージの原料特性に及ぼす影響を明らかにするためbm_3交雑種の栽培試験を行った。供試系統は(正常型近交系〔S_4〕×bm_3近交系〔S_6〕)×bm_3近交系〔S_1〕の3元交雑種2系統で,種子親の2系統はアメリカの黄色デント種に,花粉親は東欧の白色フリント種に由来し,これらの母本の遺伝的背景は異なっている。栽培試験は播種日1987年5月28日,栽植密度625本/aで実施した。表現型の発現を確認して間引き,表現型別に群落を作って黄熟期に収穫し,表現型の間の差を検討した。初期生育と熱性には明らかな差がなかった。稈長,着雌穂高,倒伏・折損割合は,母方の一代雑種の種子親によって異なる傾向が認められた。乾物収量は,正常型に比べbm_3表現型では10〜20%低下し,単位面積当たりの雌穂本数も減少したが,ホールクロップの乾物中の子実割合には明らかな傾向は見られなかった。黄熟期におけるホールクロップの水分は,正常型と同程度で,茎葉部の細胞内容物と細胞壁物質(OCW)の割合,NDF,ADF,シリカには明らかな傾向は見られなかった。一方低消化性繊維(Ob)は各々6%程度低く,ADLも約2%低下,OCW消化率は約10%上昇し,推定可消化有機物含量は平均4%上昇した。絹糸抽出期の地上部について,ルーメン内での乾物消失率を,去勢ホルスタインを用いたナイロンバッグ法による24時間浸漬処理で比較すると,bm_3表現型が平均4%高かった。これらのことから,この遺伝子は,茎葉部及びホールクロップのサイレージ原料としての乾物中の栄養価を4%程度,繊維の消化率を10%前後高めるが,一方で遺伝的背景の異なるbm_3を用いても,同型接合体では乾物収量が15〜20%減少することがわかった。従ってbm_3を利用した交雑種の育成に際しては,母本の組み合わせ能力の向上並びに遺伝的背景の供与系統の乾物生産力を特に重視する必要があると考えられる。
Keywords:交雑種; 収量性; 消化率; 繊維; トウモロコシ; brown midrib-3 遺伝子;


高冷地におけるソルガム栽培に関する研究 : 生育・収量からみた栽培の可能性について
北陸作物学会報,(23):91-93 1988(Mar. 31)
Author:春日 重光; 滝沢 康孝; 南 峰夫;
Keywords:乾物収量; 高冷地; ソルガム;


高冷地におけるソルガム栽培に関する研究 : 生育・収量からみた栽培可能性の検討
信州大学農学部農場報告,(4):45-52 1986(Dec. 30)
Author:南 峰夫; 春日 重光; 滝沢 康孝;


ソルガムの紋枯病圃場抵抗性に関する研究 : 2.紋枯病がソルガムの生育・収量におよぼす影響
育種學雜誌,36(2):118-119 1986
Author:春日 重光; 滝沢 康孝;


学会発表
β-glucosidase 活性が不十分な豆のシアン定量法の妥当性の確認
第106回日本食品衛生学会 2013(Nov.)
Author:阿部なつみ、春日重光、岡部繭子、後藤哲久


準高冷地において育成した極早生ライムギ系統の特性評価Ⅱ
北陸作物・育種学会第50回講演会 2013(Jul.)
Author:山下美都香、青木大介、北原茉依、丸山孝明、丸山剛広、堀内 尊、岡部繭子、春日重光


高冷地におけるソルガムの生育・収量について
北陸作物・育種学会第50回講演会 2013(Jul.)
Author:春日重光、岡部繭子、畠中 洸


異なる栽培地におけるベニバナインゲンの子実収量・品質関連形質の特性評価
北陸作物・育種学会第50回講演会 2013(Jul.)
Author:岡部繭子、畠中洸、春日重光


ソルガムの初期生育に関するRIL(F5世代)の特性評価
北陸作物・育種学会第50回講演会 2013(Jul.)
Author:北原茉依、北原みき、岡部繭子、春日重光


β-glucosidase 活性が不十分な豆を対象としたシアン定量法の妥当性確認
AOACINTERNATIONAL 日本セクション 2013年次大会 2013(Jun. 01)
Author:阿部なつみ、春日重光、岡部繭子、後藤哲久


施肥量がシクラメンの生育・品質に及ぼす影響
長野県園芸研究会・第37回研究発表講演要旨 , :82-83 2006
Author:工藤千枝;船越裕子;春日重光;畠中洸;仲谷侑子;松本理絵;市川直;外山和子;小林正


ソルガム×スーダングラスのF2およびF3集団における再生性の評価
日本草地学会誌 , 52・別:228-229 2006
Author:松本理絵;春日重光;仲谷侑子;船越裕子;市川直;工藤千枝;畠中洸


ソルガム紋枯病圃場抵抗性育成系統における引き抜き抵抗性の系統間差異
日本草地学会誌 , 52・別:226-227 2006
Author:春日重光;仲谷侑子;船越裕子;松本理絵


ライムギ市販品種の特性評価と品種内変異について
日本草地学会誌 , 52・別:224-225 2006
Author:春日重光;仲谷侑子;船越裕子;松本理絵


ソルガムとスーダングラスの交雑集団における農業形質の多様性と雑種強勢の発現程度
日本草地学会誌 , 52・別:220-221 2006
Author:高井智之;海内裕和;宮坂幸弘;後藤和美;春日重光


ヤマブドウポリフェノールのラットにおける代謝および抗酸化作用
第60回日本栄養・食糧学会大会 , :215- 2006
Author:渡辺智紀;濱渦康範;春日重光;熊代克巳


ヤマブドウ果実の品質,ポリフェノール成分および機能性の系統間差異について
長野県園芸研究会 第36回研究発表会講演要旨 , :90-91 2005
Author:渡辺智紀;濱渦康範;春日重光;熊代克巳


引き抜き抵抗値によるソルガムの選抜効果
北陸作物学会報 , 41・別:47- 2005
Author:船越裕子;春日重光;仲谷侑子;松本理絵


ソルガム・スーダングラス市販品種における再生性の品種間差異
北陸作物学会報 , 41・別:46- 2005
Author:春日重光;仲谷侑子;船越裕子;松本理絵


ソルガム×スーダングラスのF2集団における再生性の評価
北陸作物学会報 , 41・別:45- 2005
Author:松本理絵;春日重光;仲谷侑子;船越裕子


ライムギ市販品種における諸形質の品種内変異と特性評価
北陸作物学会報 , 41・別:44- 2005
Author:仲谷侑子;春日重光;船越裕子;松本理絵


引き抜き抵抗値により選抜したソルガム高消化性遺伝子保有系統の特性
日本草地学会誌別号 , 51:222-223 2005
Author:春日重光;野宮桂;有時直哉;石田時光;郷道恵;仲谷侑子;船越裕子;松本理絵


ソルガムにおける有機リン系殺虫剤による薬害に関する遺伝解析
日本草地学会誌別号 , 51:220-221 2005
Author:春日重光;郷道恵;野宮桂;有時直哉;石田時光


散播・密植栽培した高消化性ソルガム「葉月」の出芽に及ぼす播種後のロータリ攪拌法と鎮圧条件の影響
日本草地学会誌別号 , 50:548-549 2004
Author:水流正裕;百瀬義男;後藤和美;春日重光;渡辺晴彦


殺虫剤による飼料用ソルガムの薬害について
北陸作物学会報別号 , 40:42- 2004
Author:郷道恵;春日重光;野宮桂;有時直哉;石田時光


収穫時期がライ麦の生育・収量および乾燥速度に及ぼす影響
北陸作物学会報別号 , 40:41- 2004
Author:有時直哉;春日重光;野宮桂;石田時光;郷道恵


スーダングラス育種素材の特性評価
北陸作物学会報別号 , 40:40- 2004
Author:野宮桂;春日重光;有時直哉;石田時光;郷道恵


UV-A・Bの照射がソルガムの紋枯病抵抗性に及ぼす影響
北陸作物学会報別号 , 40:39- 2004
Author:春日重光;橋本めぐみ;郷道恵;野宮桂;井上直人


スーダングラスの形態的特性からみた再生力の評価
日本草地学会誌別号 , 50:252-253 2004
Author:野宮桂;春日重光;酒井芳夫;小川淳;橋本めぐみ;兀下大輔;海内裕和;高井智之


ソルガムの高消化性遺伝子と引き抜き抵抗の関係
日本草地学会誌別号 , 50:250-251 2004
Author:春日重光;酒井芳夫;野宮桂;兀下大輔;小川淳;橋本めぐみ;海内裕和;高井智之


ソルガム紋枯病および紫斑点病複合抵抗性素材の圃場選抜方法について
日本草地学会誌別号 , 50:248-249 2004
Author:春日重光;橋本めぐみ;野宮桂


水稲育苗におけるバイオルートおよびタチガレンの効果
北陸作物学会報別号 , 40:14- 2004
Author:石田時光;春日重光;丸山悟;野宮桂;有時直哉;郷道恵;宮本奈生子;井上直人;萩原素之;太田保夫


ライムギの散播栽培における収量性、収穫ロスおよびロールベールサイレージ品質を考慮した適性播種量
日本草地学会誌(別) , 49:78-79 2003
Author:水流正裕;春日重光;渡辺晴彦;百瀬義男


ソルガム類の再生性における品種・タイプ間差異
日本草地学会報(別) , 49:358-359 2003
Author:春日重光;五十嵐弘昭;野宮 桂;濱野光市


ソルガムの細胞質雄性不稔系統に発生する小穂形成不全の育種改良の可能性について
北陸作物学会報(別) , 39:26- 2003
Author:春日重光;野宮 桂


ソルガム類における茎葉部乾燥特性の品種間差異
日本草地学会誌(別) , 49:256-257 2003
Author:春日重光;五十嵐弘昭;野宮 桂;濱野光市


市販スーダングラスの再生性、耐病性及び自殖稔性に関する特性評価
北陸作物学会報(別) , 39:25- 2003
Author:野宮 桂;春日重光


準高冷地におけるイタリアンライグラスの多回刈適性
北陸作物学会報(別) , 39:24- 2003
Author:兀下大輔;春日重光;五十嵐弘昭;野宮 桂;酒井芳夫;小川 淳;橋本めぐみ


AFC農場における持続型農業への取り組み
第1回AFC国際シンポジウム「アジアにおける持続型農業への取り組みとその技術」講演要旨集 , :- 2003
Author:濱野光市;春日重光;久馬 忠;中村寛志


ソルガム類の再生性における品種・タイプ間差異
草地学会講演要旨 , :- 2003
Author:春日重光;五十嵐弘昭;野宮 桂;濱野光市


ソルガム類における茎葉部乾燥特性の品種間差異
草地学会講演要旨 , :- 2003
Author:春日重光;五十嵐弘昭;野宮 桂;濱野光市


信州大学農学部における「土と緑の体験学習」に関する事例報告
園芸療法研究会講演要旨 , :- 2003
Author:春日重光;中村 篤;濱野光市;小林 正;城倉友幸;丸山 悟;齋藤 治;久馬 忠


高消化性ソルガム「葉月」の散播・密植栽培による雑草の耕種的防除技術
日本草地学会誌(別) , 48:96-97 2002
Author:水流正裕;春日重光;渡辺晴彦;百瀬義男


高消化性遺伝子bmr-18を持つソルガム一代雑種親自殖系統「JN358」の育成
北陸作物学会報(別) , 38:33- 2002
Author:春日重光;海内裕和;我有 満;荻原英雄;滝沢康孝


消化性に優れるソルガム新品種「秋立」
北陸作物学会報(別) , 38:32- 2002
Author:春日重光;海内裕和;我有 満


細胞質雄性不稔系統を用いた「一年生ソルガム×多年生ソルガム」一代雑種の生育および種子稔性
北陸作物学会報(別) , 38:31- 2002
Author:春日重光;海内裕和;後藤和美


MISC
紫斑点病抵抗性を持つ高TDNソルガム品種の育成
研究成果486 2013(Jan.)
Author:春日重光


信州大学AFC農場における地域貢献
平成15年度全国大学附属農場協議会秋季教育研究集会資料,:18-23 2003
Author:濱野光市;春日重光;久馬 忠;中村寛志


2.農作業体験 (1)生活の中の農業,(2)季節と農作業
少年教育に必要な生活体験の理論と実践-生活体験プログラムの開発-,:46-57 2003
Author:春日重光


高消化性遺伝子bmr-18がソルガムの引き抜き抵抗値に及ぼす影響
畜産草地研究成果情報,(1):255-256 2002
Author:春日重光;海内裕和

研究費
科学研究費補助金(研究代表者)
2019 - , 中山間地域における極早生ライムギの多用途利用の構築 , 基盤研究(C)